Steve Winwood Discography [Artist STUV]

Steve Winwood
スティーヴ・ウィンウッド(Stephen Laurence "Steve" Winwood, 1948年5月12日 - )は、イギリス・バーミンガム出身のミュージシャン。15歳の時にスペンサー・デイヴィス・グループに参加。"Keep On Running"、"Gimme Some Lovin'"などのヒット曲で1960年代中盤に人気を博したが、グループ脱退後はトラフィックの中心メンバーとして成功を収めた。1970年代後半以降はソロ・アーティストとして活動。"Higher Love"(86)、"Roll with It"(88)などがヒットした。
1948年、イギリスのバーミンガム郊外グレート・バーに生まれたスティーヴ・ウィンウッドは、幼い頃からピアノやギターを習い始め、3歳年上の兄、マフ・ウィンウッドの影響で50年代アメリカのロックンロールに親しんでいった。リトル・リチャードが一番のヒーローで、エルヴィス・プレスリーをはじめレイ・チャールズ、サム&デイヴ、ジャッキー・ウィルソン、サム・クック、ジョージ・ジョーンズなど、そしてジュニア・ウォーカーのサックスも彼の歌い方に影響を与えた。やがて地元のフォーク・クラブに出入りし、兄がピーター・ヨークと共に結成したジャズ・バンドでピアノをプレイしていた。
1963年、バーミンガムのカレッジで教師をしていたスペンサー・デイヴィスと知り合ったスティーヴは、彼の結成したスペンサー・デイヴィス・グループに参加。key、g、vo、さらに後には作曲も担当。R&Bをベースにしたこのバンドは、1965年にレコード・デビューする。スペンサー・デイヴィス・グループ(Spencer Davis Group)のメンバーは、スペンサー・デイヴィス(vo, g)、スティーヴ・ウィンウッド(vo, key)、マフ・ウィンウッド(b)、ピート・ヨーク(ds)など。
ジョン・リー・フッカーのカバーであるシングル"Dimples"でデビューし、"Keep On Running"(65)が英国チャートで1位となり、この曲の成功によって一躍スターとなる。当時、スティーヴのヴォーカルは「最高のホワイト・ブルース・シンガー」という称号を与えられ、エリック・クラプトンを始め、一流のミュージシャンから大絶賛された。"Somebody Help Me"(66)、"Gimme Some Lovin'"(67)、"I'm a Man"(67) など数々の大ヒットを放ち、「Their First LP」、「Second Album」、「Autumn '66」といったアルバムをリリース。67年には「The Best of The Spencer Davis Group」も発表されたが、スティーヴはこのグループでは満足できず、1967年4月に脱退。それと前後して、エリック・クラプトンのパワー・ハウスとセッションしていたスティーヴは、67年夏にトラフィックを結成する。
トラフィック(Traffic)は、エリック・クラプトンが在籍していたクリームと並び、1960年代後半のブリティッシュ・ロック・シーン特有の、様々なジャンルの音楽とロックとの融合を試みる実験精神にあふれた、影響力の大きなバンドだった。
スティーヴ・ウィンウッド(vo、key)が中心となり、デイヴ・メイソン(g)、ジム・キャパルディ(ds)、クリス・ウッド(sax、fl)の4人により結成、1967年夏にデビュー。
バークシャーのアシュトン・タイロードにある一軒家でリハーサルを続けていたトラフィックは、"Paper Sun"でデビューし、これが全英トップ5入りする大ヒット、続いて発表した1stアルバム「Mr. Fantasy」(67)も大好評だったが、デイヴ・メイソンが他のメンバーと意見が対立し脱退。
1stアルバムのアメリカ編集盤「Heaven Is In Your Mind」。イギリス盤とは収録曲、ジャケットが違う。ヒット・シングル"Paper Sun"、デイヴ・メイソン作"Hole in My Shoe"を収録。脱退したデイヴ・メイソンを除いた3人での写真がジャケットに使われている。
68年に発表した2ndアルバム「Traffic」のレコーディングには復帰したものの、ステージ活動には参加せず、再び脱退。
また、キャパルディ以外の3人は、ジミ・ヘンドリックスのアルバム「Electric Ladyland」(68)のレコーディングに参加。
69年5月、スタジオ&ライヴ・アルバム「Last Exit」をリリース。
69年、ウィンウッドは、クリームの活動を終結させたエリック・クラプトンとジンジャー・ベイカー、リック・グレッチらと共に、ブラインド・フェイスを結成。トラフィックのバンドは一旦活動を休止する。
69年10月、アルバムに未収録だったシングル曲、"Paper Sun"、"Hole In My Shoe"などを収録したベスト・アルバム「Best Of Traffic」をリリース。
70年、アルバム「Blind Faith」を残して解散したブラインド・フェイスの後に、ジンジャー・ベイカーズ・エア・フォースに一時期参加したウインウッドは、それと並行してソロ・アルバムの制作を開始。
しかし、この作業中に再びジム・キャパルディ、クリス・ウッドと合流し、トラフィックが復活。その第一弾が、70年7月に発表されたアルバム「John Barleycorn Must Die」。
その直後に元ブラインド・フェイスのリック・グレッチ(b)を迎えたトラフィックは、フィルモア・イーストで行ったライヴを収録したライヴ・アルバム「Live November 1970」を71年3月に発表したが、スティーヴ自身が気に入らず、回収処分となり幻のアルバムに。
その穴埋めとして、71年7月のイギリス公演を収録したライヴ・アルバム「Welcome To The Canteen」をリリース。メンバー4人のほかに、ジム・ゴードン(ds)、元エアフォースのリーボップ・クァク・バー(per)、それにデイブ・メイソンまでが参加。 アルバム・ジャケットには「Traffic」というクレジットが記されていなかった。
ジムとリーボップが正式に参加したトラフィックは、71年11月、六角形のジャケットで話題を呼んだアルバム「The Low Spark of High Heeled Boys」をリリース。
その後、ジムとリック・グレッチが脱退。73年1月にはジミー・ジョンソン(g)、デヴィッド・フッド(b)、バリー・ベケット(key)、ロジャー・ホーキンス(ds)を迎え、ジャマイカ録音したアルバム「Shoot Out at the Fantasy Factory」を発表。

Shoot Out at the Fantasy Factory
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Island
- 発売日: 2003/05/20
- メディア: CD
さらに同年行ったワールド・ツアーの西ドイツ公演を収録したライヴ・アルバム「On The Road」を、同年10月にリリース。
前作のスタジオ・ミュージシャンたちに代わり、元ゴンザレスのロスコー・ジー(b)を加えたトラフィックは、74年9月、ラスト・アルバムとなった「When the Eagle Flies」をリリース。75年に入って間もなく、トラフィックは活動に終止符を打つ。
解散後、スティーヴ・ウィンウッド、ジム・キャパルディはソロ活動へ。ロスコ・ジーとクリス・ウッドはセッション・ミュージシャンとして活動。しかし、83年にクリスは肝硬変のため他界する。
その後、日本人パーカッショニストのツトム・ヤマシタによるGOをはじめとするいくつかのプロジェクトへの参加を経て、1977年には自らの名を表題にした「Steve Winwood」でソロ・アーティストとしてデビューする。パンクブームの真っ只中にあってこのアルバムは今ひとつ大きな成功には至らなかった。
80年、シングル"While You See A Chance"が、ビルボードで最高7位まで上昇するヒットとなり、この曲の成功でアルバム「Arc Of A Diver」(81)も全米5位、全世界でのセールスのべ700万枚という大成功を収めた。
82年、アルバム「Talking Back To The Night」をリリース。
86年、アルバム「Back In The High Life」をリリース。ポール・サイモンやジェイムズ・テイラー、ジョージ・ハリスンなどのアルバムを手がけたことで知られるラス・タイトルマンをプロデューサーに、曲作りのパートナーにセリーヌ・ディオンやエリック・クラプトンなどへの作品提供で知られる作詞家のウィル・ジェニングスを迎えて制作されたこのアルバムは、全米3位まで上昇するヒットとなっただけでなく、グラミー賞を3部門も受賞した。また、このアルバムからのシングル"Higher Love"は、初の全米No.1ヒットとなった。
87年、ベスト・アルバム「Chronichles」をリリース。
88年、アルバム「Roll With It」をリリース。シングル・カットされた同名曲が再び全米1位を獲得、アルバムも初の全米1位を記録した。89年と91年には来日公演も行われた。
90年、アルバム「Refugees Of The Heart」をリリース。
94年、ウィンウッドとキャパルディがバンドを再結成し、トラフィック名義でアルバム「Far From Home 」をリリース。ウッドストック 1994の出演も果たす。
97年、アルバム「Junction Seven」をリリース。
98年、メイソン、キャパルディが、Dave Mason & Jim Capaldi 名義でツアーを行う。翌年にはツアーの模様を収録したライヴ盤も発表された。
03年、自ら立ち上げたレーベル、ウィンクラフトからアルバム「About Time」をリリース。
04年、1960年代の活動の功績が認められ、トラフィックのメンバーとしてロックの殿堂入りを果たす。これに伴ってトラフィックとしての活動再開も予定されていたといわれているが、05年1月にキャパルディが胃癌のために亡くなったことからこの話は立ち消えになってしまった。
07年7月、クロスロード・ギター・フェスティバルでエリック・クラプトンと共演し、ブラインド・フェイス時代の3曲などを演奏。
08年2月、マディソン・スクエア・ガーデンでエリック・クラプトンと3日間のコンサートを実現。4月には5年ぶりのアルバム「Nine Lives」をリリースした。
The Finer Things (1995)
Keep on Running (1996)
The Best of Steve Winwood (1999)

20th Century Masters - The Millennium Collection: The Best of Steve Winwood
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Island
- 発売日: 1999/10/19
- メディア: CD
Classic (2003)
Ultimate Collection (2005)
Spencer Davis Group (UK albums)
1965 Their First LP
1966 The Second Album
1966 Autumn '66
Blind Faith
1970 Blind Faith
Traffic
(Studio albums)
1967 Mr. Fantasy
1968 Traffic
1969 Last Exit
1970 John Barleycorn Must Die
1971 The Low Spark of High Heeled Boys
1973 Shoot Out at the Fantasy Factory
1974 When the Eagle Flies
1994 Far From Home
(Live albums)
1971 Welcome to the Canteen
1973 On the Road (live on tour in Germany)
2005 Last Great Traffic Jam
(Compilation albums)
1969 Best of Traffic
1975 Heavy Traffic
1975 More Heavy Traffic
1991 Smiling Phases
1998 Heaven Is In Your Mind - An Introduction To Traffic
2000 Feelin' Alright: The Very Best Of Traffic
2002 The Collection
2003 The Best Of Traffic - The Millennium Collection
2005 Traffic Gold
Solo
1977 Steve Winwood
1981 Arc Of A Diver
1982 Talking Back To The Night
1986 Back In The High Life
1987 Chronichles (Best Album)
1988 Roll With It
1990 Refugees Of The Heart
1997 Junction Seven
2003 About Time
2008 Nine Lives
Creedence Clearwater Revival Discography [Artist CD]

Creedence Clearwater Revival
クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル(略称CCR)はアメリカのバンド。アメリカ南部特有の泥臭いサウンドを持ち味としたサザンロックの先駆者的存在。活動期間は短いながらもロック界に大きな足跡を残し、1993年にロックの殿堂入りを果たしている。
CCRは、ジョン・フォガティ(g, vo)、トム・フォガティ(g)、スチュ・クック(b)、ダグ・クリフォード(ds)という4人組のバンド。結成されたのは1959年、その始まりはメンバーらがジュニア・ハイスクールに通っている頃で、ジョンの兄・トム・フォガティが中心になって結成した "Tommy Fogerty & The Blue Velvets" というバンドだった。彼らはセミ・プロとして地方のライヴ演奏などの仕事をしていたが、1964年頃、カリフォルニア州バークレーに拠点を置くファンタジー・レコードのオーディションを受け、それに合格し契約を勝ち取り、プロのバンドとして活動していくことになる。
会社の意向でバンド名を "The Golliwogs" と改め、1965年にシングル・デビュー。しかしその後2年間は鳴かず飛ばずの活動を強いられ、成果はわずかにシングル"Brown-Eyed Girl"がローカル・ヒットになったのみ、という淋しいものに終わった。

そんな彼らが飛躍するきっかけとなったのが、ファンタジー・レコードの社長交替だった。メンバー達と親しかったサウル・ゼンツが新しい社長に就任。The Golliwogs はグループ名を Creedence Clearwater Revival (CCR) に改め、心機一転再スタートをきることになる。
68年、50年代に活躍したロックンローラー、デイル・ホーキンスのヒット曲"Suzie Q"、スクリーミン・ジェイ・ホーキンスの"I Put a Spell On You"という2枚のカヴァー・シングルをリリース。初期ロックンロール譲りのエネルギーに満ちた小気味よいリズムと、ジョン・フォガティの粗削りながらも黒人ブルース~R&Bに大きな影響を受けた深い表現を伴ったヴォーカルが話題となり、西海岸をはじめ、徐々に全米へと広がっていった。
68年11月、1stアルバム「Suzie Q/Creedence Clearwater Revival」を発表。前述の2枚のシングルはここに収録された。
69年1月、2ndアルバム「Bayou Country」を発表。全米最高位2位を記録したシングル"Proud Mary"を収録。
69年7月、3rdアルバム「Green River」を発表。シングル"Green River"、"Bad Moon Rising"の2曲がミリオン・ヒット。サウンド的にはより熟成された彼らの濃厚な味わいとカントリー~ロカビリー的側面の軽快さ両方が全面に出た仕上がりで、アルバムも初の全米ナンバーワンに輝いた。
69年10月、4thアルバム「Willie And The Poorboys」を発表。CCRの最高傑作として挙げる人も多い名作で、古典的なルーツ音楽指向をモダンにみせていく、という彼らのセンスの良さと、これまで以上のサウンドの深みが高い評価を得ている。
1970年7月、5thアルバム「Cosmo's Factory」を発表。2度目の全米ナンバーワンを獲得したアルバムで、"Travelin' Band"、"Up Around the Bend"、"Lookin' Out My Back Door"などがシングル・ヒット。解散後の76年にも"I Heard It Through the Grapevine (悲しいうわさ)"がヒットした。
70年12月、6thアルバム「Pendulum」を発表。ジョン・フォガティの自作曲のみで固められたアルバム。日本のTVCMなどでも頻繁に使われたヒット曲"Have You Ever Seen The Rain? (雨を見たかい)" を収録。
71年に入ると、メンバー間の対立によりトム・フォガティが脱退。残った3人はそのまま活動を続け、ワールド・ツアーを廻る。この時のライヴの模様はアルバム「Live In Europe」(73)で聴くことが出来る。
72年4月、7thアルバム「Mardi Gras」を発表。シングル"Sweet Hitch-Hiker"がヒットするが、この後、CCRは72年10月に解散してしまう。
編集、ライヴ、コンピレーション盤など・・・
Chronicle, Vol. 1 (1976)

CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL:CHRONICLE THE 20 GREATESTHITS
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Fantasy
- 発売日: 1990/10/25
- メディア: CD
Chronicle, Vol. 2 (1986)

Twenty Great CCR Classics - Chronicle Vol.2
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Universal Japan
- 発売日: 1989/06/29
- メディア: CD
The Concert (1980)
Creedence Clearwater Revival: Box Set (2001)
Absolute Originals (2006)
Best of CCR (2008)
メンバーのその後・・・
John Fogerty
ジョン・フォガティはソロ・アルバム「The Blue Ridge Rangers」(73)、「John Fogerty」(75)を発表するが、楽曲の著作権にかかわる訴訟に巻き込まれ、CCR時代の楽曲が唄えなくなってしまう。また訴訟関連に嫌気が差したことなども影響し、音楽活動に消極的になり、しばらく隠遁状態が続いた。
85年には「Centerfield」を発表、ミリオン・セラーを記録した。1997年に発表した「Blue Moon Swamp」では、キャリアの集大成的なサウンドを披露しグラミー賞を獲得。また同年に開かれたソロライブでは、数多くのCCR時代の楽曲もエネルギッシュに披露、ファンを喜ばせた。
03年には、『THE BLUES Movie Project』を締めくくるコンサートに客演するなど、寡作ではあるものの健在振りをアピール。2007年訴訟問題が解決したジョンは古巣のファンタジー・レーベルから「Revival」を発表した。
The Blue Ridge Rangers (1973)
John Fogerty (1975)
Centerfield (1985)
Eye of the Zombie (1986)
Blue Moon Swamp (1997)
Premonition (1998)
Deja Vu All Over Again (2004)
The Long Road Home (2005)

The Long Road Home: The Ultimate John Fogerty/Creedence Collection
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Fantasy Jazz
- 発売日: 2005/11/01
- メディア: CD
The Long Road Home - In Concert (2006)
Revival (2007)
Tom Fogerty
トム・フォガティはバンド脱退後の71年にデビュー・シングル、翌72年に1stソロ・アルバム「Tom Fogerty」をリリースし、ソロとしての第一歩を踏み出した。その後もコンスタントに作品を発表。76年には自らのバンド"Ruby"を率いて約2年間の活動を展開するが、78年に解散。84年には再結成している。しかし1990年7月、エイズを患い他界してしまう。
The Very Best of Tom Fogerty (1999)
Doug Clifford、Stu Cook
またドラマーのダグ・クリフォードは1972年にソロ・アルバムを発表。その後スチュ・クックとともに "Don Harrison Band"に参加。
Doug Cosmo Clifford (1972)

CCR Discography
1968 Creedence Clearwater Revival
1969 Bayou Country
1969 Green River
1969 Willy and the Poor Boys
1970 Cosmo's Factory
1970 Pendulum
1972 Mardi Gras
1975 The Golliwogs Pre-Creedence
1976 Chronicle, Vol. 1
1980 The Concert
1986 Chronicle, Vol. 2
2001 Creedence Clearwater Revival: Box Set
2003 Bad Moon Rising: The Best of Creedence Clearwater Revival
2006 Absolute Originals
2008 Best of CCR
John Fogerty
1973 The Blue Ridge Rangers
1975 John Fogerty
1976 Hoodoo (unreleased)
1985 Centerfield
1986 Eye of the Zombie
1997 Blue Moon Swamp
1998 Premonition
2004 Deja Vu (All Over Again)
2005 The Long Road Home
2006 The Long Road Home - In Concert
2007 Revival
Tom Fogerty
1972 Tom Fogerty
1972 Excalibur
1974 Zephyr National
1974 Myopia
1976 Ruby
1978 Rock & Roll Madness
1981 Deal It Out
1984 Precious Gems
1992 Sidekicks
1999 The Very Best of Tom Fogerty
Doug Clifford
1972 Doug Cosmo Clifford
Bread Discography [Artist AB]

Bread
ブレッドは、1968年10月、ロサンゼルスで結成されたアメリカのソフトロックバンド。当初のメンバーはデヴィッド・ゲイツ(vo,g,key)、ジェイムス・グリフィン(vo,g)、ロブ・ロイヤー(vo,b,g,p)の3人。シンプルなロック・スタイルと美しいコーラス・ハーモニーを融合させたソフィスティケイトされたサウンドで人気を集めたグループ。
デヴィッド・ゲイツは、1940年12月、オクラホマ州タルサに生まれる。父親が地元の高校の音楽教師をしていたことから、ミュージック・ファミリーの一員としてヴァイオリンなどに親しんでいた。ハイ・スクールに入学すると彼と同じタルサ出身のレオン・ラッセルらとバンドを結成し、チャック・ベリーやカール・パーキンスらが街でコンサートを行う時には、彼らのバック・バンドとして演奏していた。
その後、レオン・ラッセルがハリウッドでリッキー・ネルソンらと仕事をし、成功したことをきっかけに、デヴィッドも彼の後に続いてハリウッドに向かい、音楽業界で働くことを決意する。セッション・ミュージシャンの仕事を得、デュアン・エディやグレン・キャンベルらのアレンジを行い、ジャッキー・デシャノンやランディ・ニューマンのデモ・テープ作りに参加する。
ジェームス・グリフィスはテネシー州メンフィスの生まれ。クラシック・ギターから始め、12歳の頃にはすでに作曲をするようになっていた。18歳の頃からリプリーズ・レコードのスタジオ・ミュージシャンとして活動を始め、その後、Robb Royer & The Pleasure Faire というグループを結成し、その作曲能力を生かして多くのアーティストに曲を提供。ソング・ライターとしてのキャリアを重ねつつあった。その中で最も成功したのは、ラリー・メレディス監督の映画「ふたりの誓い(Love And Other Strangers)」(70)のために書き、カーペンターズがレコーディングした"ふたりの誓い(For All We Know)"である。ジェームスとロブが、アーサー・ジェイムスとロブ・ウィルソンというペンネームで発表したこの曲は、70年のオスカーのベスト・フィルム・ソングを獲得した。
The Pleasure Faire はリプリーズ・レコードと契約しており、「Summer Holiday」というアルバムを発表していたが、成功をおさめることはできなかった。そこにデヴィッド・ゲイツの友人であるレオン・ラッセルがデヴィッドにプレジャー・フェアのプロデュースを勧めたのである。結局、彼らはトリオを結成することとなり、グループ名も Bread と改め、エレクトラ・レコードと契約した。
69年、1stアルバム「Bread (灰色の朝)」をリリース。セールスは芳しいものではなかったが、軽快なポップ・ナンバーやミドル・テンポのR&Bナンバー等のオリジナル曲が収められ、早くも個性的な作風を漂わす内容であった。このアルバムにはセッション・ドラマーのジム・ゴードンが参加していた。日本では72年にこのアルバムからシングル・カットされた"Dismal Day (灰色の朝)"がヒットした。
70年、ドラマーのマイク・ボッツをメンバーに加え、2ndアルバム「On The Waters」をリリース。デヴィッド・ゲイツ作のメロディアスなシングル"Make It With You (二人の架け橋)"が全米No1に輝き、一躍ブレッドの名は世界的なものになった。
71年、3rdアルバム「Manna (神の糧)」をリリース。ゲイツ作の"If"はチャートの4位まで上がり、その美しい名バラッドはブレッドの曲として最もポピュラーなナンバーとして知られている。この後、オリジナル・メンバーのロブ・ロイヤーがブレッドをシングル・ヒット・バンドとしてプロモーションし始めたレコード会社の方向性に疑問を感じ脱退する。
ロブ・ロイヤーの後任には、キーボード及びベース・プレイヤーであるウエスト・コーストのトップ・クラスのスタジオ・ミュージシャン、ラリー・ネクテルが参加する。ラリー・ネクレルは、バーズやジョニー・リヴァースなど数多くのレコーディングに参加しており、中でもサイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」のピアノ・ワークは有名。
72年、4thアルバム「Baby I'm-A Want You (愛の別れ道)」をリリース。シングル "Baby I'm-A Want You (愛の別れ道)" (3位)、 "Mother Freedom" (37位)、 "Everything I Own (涙の想い出)" (5位)、 "Diary" (15位) と、4曲のトップ40シングル(内2曲がトップ5)がヒット。アルバムは全米3位の大ヒットを記録しグラミー賞にもノミネートされた。
72年、5thアルバム「Guitar Man」をリリース。最もロック・テイストにサウンド・メイキングされたアルバムであった。が、73年6月、ソルトレイクシティでのライブ・コンサート中に突然グループを解散する事を発表しファンを驚かせる。
76年、ブレッドはごく短い間であるが再結成し、アルバム「Lost Without Your Love (愛のかけら)」を発表。タイトル曲のシングル"Lost Without Your Love" が全米9位のヒット。ツアーも行いファンを再び喜ばせたが、この1枚で再び正式解散となった。ブレッドは全てのレコーディングをメンバーがプロデュース、又メンバー自らのオリジナル曲で行ったバンドである。
メンバーはソロ・スタジオ・ミュージシャンと、それぞれの道へと別れて行く。その後、
96年、解散時のメンバーで約2年間に亘りワールド・ツアーを行う。
05年、ジェイムス・グリフィンとマイク・ボッツが夫々癌の為亡くなった。
06年、ブレッドはボーカル・グループ名誉の殿堂「Vocal Group Hall of Fame」入りを果たした。
Anthology (1985)
Retrospective (1996)
The Best of Bread (2001)
Make It with You: The Platinum Collection (2005)

Make It with You: The Platinum Collection
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: WEA International
- 発売日: 2005/09/26
- メディア: CD
Works (2007)
デヴィッド・ゲイツは、数枚のソロ・アルバムを発表し、78年には映画「グッバイ・ガール (The Goodbye Girl)」のタイトル曲がヒット(15位)した。
David Gates Solo
First (1973)
Never Let Her Go (1975)
Goodbye Girl (1978)
Falling In Love Again (1979)
Take Me Now (1981)

Love Is Always Seventeen (1994)
The David Gates Songbook (2002)
The band consisted of
David Gates (Vocals, guitar, bass, keyboards, violin, viola, percussion)
Jimmy Griffin (vocals, guitar, keyboards, percussion)
Robb Royer (bass, guitar, flute, keyboards, percussion, recorder, backing vocals)
Mike Botts (drums; joined in 1970)
Larry Knechtel (bass, guitar, keyboards, harmonica; replaced Royer in 1971)
Main Albums
1969 Bread
1970 On the Waters
1971 Manna
1972 Baby I'm-a Want You
1972 Guitar Man
1977 Lost Without Your Love
Compilations
1973 The Best of Bread
1974 The Best of Bread
1982 The Sound of Bread
1985 Anthology of Bread
1996 David Gates & Bread Essentials
1996 Retrospective
2002 Make It with You and Other Hits
2006 The Definitive Collection
David Gates Solo
1973 First
1975 Never Let Her Go
1978 Goodbye Girl
1979 Falling In Love Again
1981 Take Me Now
1994 Love Is Always Seventeen
2002 The David Gates Songbook
J. J. Cale Discography [Artist HIJK]

J.J. Cale
J.J.ケイル(Jean Jacques Cale、1938年12月5日-)は、アメリカ・オクラホマ州オクラホマ・シティで生まれ、タルサで育つ。10歳でギターを始めたケールは、Chet Atkins、Les Paul、Chuck Berryなどから影響を受け、1950年代にタルサの地元クラブで演奏するようになる。
タルサのミュージック・シーンでは、デヴィッド・ゲイツ(後にBreadを結成)、レオン・ラッセル、カール・レイドルといったプレイヤーが活躍していたが、彼らがロサンゼルスへ向かったのと同様に、1960年代半ばにケイルもロサンゼルスでリバティ・レコードのエンジニアとして働き、その一方でクラブで演奏したり、シングル盤の吹き込みをする。後にエリック・クラプトンが取り上げた"After Midnight"も、この時期(1966)にリリースされたシングル盤の1曲だった。
"After Midnight"、"Cocaine"はエリック・クラプトン、"Call Me the Breeze"はレーナード・スキナードやトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ、"Sensitive Kind"はサンタナやジョン・メイオール、"Crazy Mama"はザ・バンド・・・と数々のロック・アーティストによってケイルの自作曲がカヴァーされ、ミュージシャンズ・ミュージシャンとして数多くのアーティストやバンドから信頼を集めてきた。
淡々と旋律を追う囁きヴォイスと、ブルース、R&B、カントリー、ゴスペルといった音楽ルーツを根底に、独特の世界を作り出してきたケイル。「世捨て人」とも言われ、作った曲は曲自体に語らせ、自分の意思で有名人になることを拒み、世間の注目を浴びる代わりに、作り出した音楽の存在だけを光らせようとした。
そんなオリジナリティ溢れる優美でハートフルなケイルの世界を、エリック・クラプトン、元ダイアー・ストレイツのマーク・ノップラー、ニール・ヤングなど、多くのアーティストを魅了し、様々なジャンルのミュージシャンに影響を与え続けている。
Naturally (1971)
Really (1972)
Okie (1974)
Troubadour (1976)
5 (1975)
Shades (1980)
Grasshopper (1982)
Number 8 (1983)
Special Edition (1984)
Travel Log (1990)
Number 10 (1992)
Closer to You (1994)
Guitar Man (1996)
Anyway the Wind Blows: The Anthology (1997)

Anyway the Wind Blows: The Anthology
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Mercury
- 発売日: 1997/06/17
- メディア: CD
The Very Best of J. J. Cale (1998)
Universal Masters Collection (1999)

Classic JJ Cale: The Universal Masters Collection
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Universal International
- 発売日: 1999/12/27
- メディア: CD
Live (2001)
20th Century Masters: Millennium Collection (2002)

20th Century Masters: Millennium Collection
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Island / Mercury
- 発売日: 2002/07/23
- メディア: CD
In Session (2003)
To Tulsa and Back (2004)
The Ultimate Collection (2004)
Collected (2006)
The Road to Escondido (2006)
Rewind: The Unreleased Recordings (2007)

Rewind: The Unreleased Recordings
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: W14
- 発売日: 2007/10/02
- メディア: CD
Gold (2007)
Colour Collection (2007)
Star Club (2008)
Roll On (2009)
Albums
1958 Shock Hop/Sneaky [45 - as Johnny Cale]
1960 Troubles, Troubles/Purple Onion [45 - as Johnny Cale Quintet]
1961 Ain't That Lovin You Baby/She's My Desire [45 - as Johnny Cale Quintet]
1966 A Trip Down The Sunset Strip (with the Leathercoated Minds)
1971 Naturally
1972 Really
1974 Okie
1976 Troubadour
1979 5
1980 Shades
1982 Grasshopper
1983 Number 8 with Steve Ripley, Jim Keltner...
1984 Special Edition (a compilation of hits from previous albums)
1990 Travel Log
1992 Number 10
1994 Closer to You
1996 Guitar Man
1997 Anyway the Wind Blows
1998 The Very Best of J. J. Cale
2000 Universal Masters Collection
2001 Live
2002 20th Century Masters: Millennium Collection
2003 In Session
2004 To Tulsa and Back
2006 Collected (with bonus tracks) (Dutch release only)
2006 The Road to Escondido
2007 Rewind: The Unreleased Recordings
2007 Gold
2007 Colour Collection
2008 Star Club
2009 Roll On
ZZ Top Discography [Artist WXYZ]

ZZ Top
ジージー・トップは、1969年に結成したテキサス州出身のアメリカ合衆国のロックバンド。メンバーはビリー・ギボンズ(g,vo)、ダスティ・ヒル(b,vo)、フランク・ベアード(ds)の3人で、結成当初から変わっていない。2004年にはロックの殿堂入りを果たしている。
このトリオのギタリスト、ビリー・ギボンズは、60年代末にアメリカ南西部のバンド、The Moving Sidewalksでプレイしはじめたが、彼らの"99th Flower"は、ローカル・ヒットを記録した。彼らはジミ・ヘンドリックスのオープニング・アクトを務めたが、ビリーのプレイを聴いたジミは、「アメリカで若い最高のギタリストの一人」として彼の名を挙げ、注目される。一方ダスティ・ヒルとフランク・ベアードは、ダラスをベースにしたThe American Bluesというバンドで活躍していた。そんな時、ビリーのマネージャー兼プロデューサー、ビム・ハムは、3人を引き合わせ、バンドを結成する。これがZZトップの出発点となる。
彼らの共通する音は、ライトニン・ホプキンス、B.B.キング、ジュニア・パーカーなどのブルース、R&Bであり、目指したサウンドも60年代末世界的に流行したホワイト・ブルースだった。ロンドン(現在はワーナー)と契約しての第一弾「ZZ Top's First Album」(71)は、ダウン・トゥ・アースなブルース色の強いもので、ビリーの影響が色濃く反映されていた。
72年、2ndアルバム「Rio Grande Mud」をリリース。全米最高位104位に終わるが、シングル"Francine"が全米69位のマイナー・ヒットとなり、ローリング・ストーンズの全米ツアーへの参加も果たす。
73年、3rdアルバム「Tres Hombres」をリリース。全米最高位8位(81週チャート・イン)という大ヒットを記録、一躍スター・グループにのし上がる。アルバムはゴールド・ディスクに輝き、シングル"La Grange"は全米41位を記録し、彼らの初期を示す曲となった。また "Jesus Just Left Chicago"は、シカゴ・ブルースのスタイルを取り入れた曲として人気が高い。
74年7月、テキサスのオースティンで開かれたコンサートで、バッド・カンパニー、サンタナなどと共演。75年には4thアルバム「Fandango!」をリリース。A面にニューオリンズのウェアハウスでのライヴ、B面にスタジオ録音という変則アルバムで、全米最高位10位を記録し、2枚目のゴールド・ディスクを得た。ビリーのスライド・ギターをフィーチャーしたブギー・ナンバー"Tush"は、全米20位を記録。
76年、5thアルバム「Tejas」をリリース。全米最高位17位を記録(ゴールド・ディスク)、シングル"It's Only Love"(全米44位)、"Arrested for Driving While Blind"(91位)がチャート・インする。アルバム名「Tejas(テハス)」とはテキサスのスペイン語読み。
このアルバムを間にはさみ、約1年にわたり「ワールド・ワイド・テキサス・ツアー」を行うが、バッファロー、コヨーテ、ガラガラ蛇などがステージに登場、総重量75トンにものぼる機材で、ファンの度肝を抜く。
77年11月には、ロンドン・レーベル時代のアルバム5枚からセレクトしたベスト・アルバム「The Best of ZZ Top」をリリース。最高位94位にとどまったにもかかわらず、ゴールド・ディスクを獲得している。
活動は上り調子となったものの、絶え間ないツアーとレコーディングの連続にバンドは疲弊。2年間の活動停止に入る。この間、ビリーとダスティの髭が伸び、今によく知られるルックスになる。またレコード会社も、ロンドンからワーナーに移籍。のちにロンドン時代の作品もワーナーから再発された。
そして1979年、ワーナーからの第一弾「Degüello (皆殺しの挽歌)」をリリース。オリジナル・アルバムとしては3年ぶりの作品で、全米最高位24位、プラチナ・ディスクを獲得。シングル"I Thank You"は全米最高位34位を記録した。
81年、アルバム「El Loco」をリリース。全米最高位17位、プラチナ・ディスクを獲得。シングル"Leila"(全米77位)は、60年代ポップスを思わすソフトな面を見せ、それまでにない幅広い音楽性を示した。
83年、アルバム「Eliminator」をリリース。全米最高位9位を記録。アメリカで650万枚、世界で850万枚を売る最大のヒットとなった。その原因として挙げられるのは、初のMTV作戦で、シングルに合わせての連続ドラマ仕立てのビデオが効果をあげ、84年のMTVビデオ・ミュージック・アウォードで最優秀グループ賞を受賞。シングル"Gimme All Your Lovin"(37位)、"Sharp Dressed Man"(56位)、"Legs"(8位)の3曲がヒットした。
85年、アルバム「Afterburner」をリリース。イニシャルで200万枚のこのアルバムも大ヒットを記録、テクノ色の強いシングル"Sleeping Bag"が全米最高位8位、"Stages"が21位、バラード・タイプの"Rough Boy"が22位、"Velcro Fly"が35位と4曲がヒット。相変わらずの人気ぶりを示した。
87年にはロンドン時代の作品、ファーストから6枚のアルバムを3枚のCDにまとめた「Six Pack」をリリース。
1990年、マイケル・J・フォックス主演の映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3」のエンディングテーマに「Doubleback」を提供。これは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズのファンである彼らの意向によるもの。同年リリースされたアルバム「Recycler」にも、この曲が収録されている。
92年、新曲2曲を含むベスト・アルバム「Greatest Hits」をリリース。アーシーなR&R/ブギ路線から,シーケンサー等テクノな機材を噛まして巨大な人気を得るようになった83年以降のナンバーまで、20年におよぶ活動から選曲。
94年にはソリッドなナンバーばかりを集めたコンピレーション・アルバム「One Foot in the Blues」をリリース。
また同年にはワーナーから離れ、BMG/RCAへ移籍。その第一弾アルバムが「Antenna」(94)で、80年代からのエレクトロニックなサウンド感を利用しつつも、彼ら本来のハード・ブギー感覚に溢れたワイルドなサウンドが全面的に炸裂した作品として仕上がっている。
96年、アルバム「Rhythmeen」をリリース。シングル"Zipper Job" をはじめ、ZZトップならではのブルージーなロックが展開された作品。"She's Just Killing Me" は、タランティーノ監督映画「フロム・タスク・ティル・ドーン」のサントラに使用された楽曲。
99年、アルバム「XXX」をリリース。
03年、アルバム「Mescalero」をリリース。ルーツであるブルースを下地にテックス・メックスのサウンドを取り込んだ傑作。
Chrome, Smoke & BBQ: The ZZ Top Box (2003)

Chrome, Smoke & BBQ: The ZZ Top Box
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Warner Bros.
- 発売日: 2003/10/20
- メディア: CD
Rancho Texicano: The Very Best of ZZ Top (2004)

Rancho Texicano: The Very Best of ZZ Top
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Rhino
- 発売日: 2004/06/21
- メディア: CD
Live from Texas (2008)
2007年11月1日にテキサス州のノキア・シアターで行ったライブの模様を収録。
![ライヴ・フロム・テキサス~デラックス・エディション [DVD] ライヴ・フロム・テキサス~デラックス・エディション [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51fAzJa0ZIL._SL160_.jpg)
ライヴ・フロム・テキサス~デラックス・エディション [DVD]
- 出版社/メーカー: ユニバーサルミュージック
- メディア: DVD
1971 ZZ Top's First Album
1972 Rio Grande Mud
1973 Tres Hombres
1975 Fandango!
1977 Tejas
1977 The Best of ZZ Top
1979 Degüello
1981 El Loco
1983 Eliminator
1985 Afterburner
1990 Recycler
1992 Greatest Hits
1994 Antenna
1994 One Foot in the Blues
1996 Rhythmeen
1999 XXX
2003 Mescalero
2003 Chrome, Smoke & BBQ
2004 Rancho Texicano
2008 Live from Texas
Bonnie Raitt Discography [Artist AB]

Bonnie Raitt
ボニー・レイット (1949年11月8日 - ) は、米国のロック・ギタリスト、シンガー。ブルース、R&Bの色合いの濃いサウンドが特長。女性スライド・ギタリストの草分け的存在としても知られ、世界中のブルース・ロック・ファンやギタリスト達からの敬愛を集めている。
1949年11月8日、カリフォルニア州バーバンクに生まれる。父親はブロードウェイで活躍したスター、ジョン・レイット。幼少期のレイットはハリウッドとニュー・ヨークを往き来していたといわれ、音楽一家といえる環境の中で、彼女は早くからギターを手にしている。
8歳で初めてギターを手にしたレイットは、フォーク・ミュージックを耳にしつつ、やがてブルースに熱中していくようになる。ミシシッピ・ジョン・ハート、サン・ハウス、ロバート・ジョンソンといったカントリーサイドの古いブルースマン、そしてジョン・ハモンド、スパイダー・ジョン・コーナー、ウィリー・マーフィーといった白人ブルース・シンガーなどのレコードを聴き漁ったと言われている。
1967年、大学進学のためにマサチューセッツ州ケンブリッジへ移住したボニーは、間もなくボストン周辺のブルース・クラブで活動するようになる。サン・ハウスを再発見したことでも知られるブルース・プロモーターのディック・ウォーターマンと出会い、ミシシッピ・フレッド・マクダウェル、ハウリン・ウルフ、シッピー・ウォレスといったブルース・アーティストたちと親交を深めていった。
フィラデルフィアで歌い始め、ケンブリッジのコーヒーハウスに出演するようになり、更にボストン、ニュー・ヨークのグリニッチ・ヴィレッジにも進出。60年代末には、西海岸カリフォルニアに辿り着く。やがてワーナーと契約したレイットは、ジャクソン・ブラウン、イーグルスらが幅を利かせたLAのフォーキーなシーンの一群として数え上げられるようになるが、当初から彼女の音楽的な基盤は、一貫して昔から好きだったブルースに根差したものだった。
1971年、ワーナーよりデビュー・アルバム「Bonnie Raitt」をリリース。ジュニア・ウェルズが参加、シッピー・ウォレスの曲をカバーするなどブルース色が強い内容で、評価はまずまずだったが、商業的成功に結びつかなかった。以後ワーナーからは、1986年の「Nine Lives」まで計9枚のアルバムをリリースするものの、決定的なヒットには恵まれず契約は終了する。
Bonnie Raitt (1971)
Give It Up (1972)
Takin' My Time (1973)
Streetlights (1974)
Home Plate (1975)
Sweet Forgiveness (1977)
The Glow (1979)
Green Light (1982)
Nine Lives (1986)
The Bonnie Raitt Collection (1990)
ボニーがスターとしての地位を決定付けたのは、キャピトルに移籍してからのこと。ドン・ウォズのプロデュースによる移籍第一弾「Nick of Time」 (89) は、ボニーにとって初となる全米アルバム・チャートのトップを記録し、3部門でグラミー賞を獲得した。またボニーは、ジョン・リー・フッカーのアルバム「The Healer」でジョン・リーとのデュエットを披露した"I'm In The Mood"でもグラミー賞を獲得し、この年の受賞数は4つとなった。
続く1991年の「Luck of the Draw」もアルバム・チャート2位を記録。同作もグラミー賞を3部門で受賞した。
1995年、初のライヴ盤「Road Tested」を発表。ブルース・ホーンズビー、チャールズ・ブラウン、ジャクソン・ブラウン、ブライアン・アダムスなどがゲスト参加している。
Fundamental (1998)
2000年、ボニーはロックの殿堂入りを果たしている。また、翌2001年には、父ジョンと揃ってハリウッド・ボウルの殿堂入りもした。
Silver Lining (2002)
2003年、マーティン・スコセッシの映画シリーズ「ザ・ブルース・ムービー・プロジェクト (The Blues)」の中の作品、ヴィム・ヴェンダーズ監督の「ソウル・オブ・マン」に出演し、2曲を披露。

ザ・ブルース ムーヴィー・プロジェクト コンプリートDVD-BOX (初回限定生産)
- 出版社/メーカー: 日活
- メディア: DVD
The Best of Bonnie Raitt on Capitol 1989-2003 (2003)

The Best of Bonnie Raitt on Capitol 1989-2003
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Capitol
- 発売日: 2003/09/30
- メディア: CD
また翌2004年のライヴ映画「ライトニング・イン・ア・ボトル」(アントワン・フークワ監督)にも登場している。
Souls Alike (2005)
2006年、ライヴ盤「Bonnie Raitt and Friends」には、テレビ番組「Decades Rock Live」からノラ・ジョーンズ、ベン・ハーパー、アリソン・クラウス、ケブ・モ、ジョン・クリアリーといったアーティストとの共演の音源、映像が収められている。

Decades Rock Live: Bonnie Raitt and Friends
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Capitol
- 発売日: 2006/07/25
- メディア: CD
1971 Bonnie Raitt
1972 Give It Up
1973 Takin' My Time
1974 Streetlights
1975 Home Plate
1977 Sweet Forgiveness
1979 The Glow
1982 Green Light
1986 Nine Lives
1989 Nick of Time
1991 Luck of the Draw
1994 Longing in Their Hearts
1995 Road Tested
1998 Fundamental
2002 Silver Lining
2005 Souls Alike
2006 Bonnie Raitt and Friends
The Kinks Discography [Artist HIJK]

The Kinks
キンクス(1964-)はイギリスのロックバンド。 ローリング・ストーンズと並び、1963年に活動させて以来、停止することなく現存するブリティッシュ・ロック界最古参のバンド。
1960年、デイヴ・デイヴィス(g)とピート・クウェイフ(b)によって"The Ravens"として結成。63年にディヴの兄、レイ・デイヴィス(vo,g)が加わる。11月にミック・エイヴォリー(ds)がオーディションの結果加わり、パイ・レコードと契約を交わし、バンド名を"The Kinks"と改める。64年2月、リトル・リチャードのカヴァー"Long Tall Sally"でデビュー、同年8月、3rdシングル"You Really Got Me"が大ヒット。60年代後半からは、コンセプト・アルバムを多く制作した。
ビートルズがすでに世界の舞台で活躍し始め、空前のビート・バンド・ブームが巻き起こる中で、キンクスは、64年2月に記念すべきデビュー・シングルとして、リトル・リチャードの"Long Tall Sally"でデビュー。4月には2ndシングル"You Still Want Me"をリリースしたが、全くの不発。しかし、8月にリリースした3dシングル"You Really Got Me"が、突如として話題を呼び、全英No.1、全米でも7位にランクされる大ヒットを記録。
「キンキー・サウンド」という独自のサウンドを打ち出したこの曲は、後にロックの名曲として数多くのアーティストたちがカヴァーし、中でもヴァン・ヘイレンによりリヴァイバル・ヒットした時には、改めてキンクスの偉大さを多くの人たちが再認識した。
一躍スターダムにのし上がったキンクスは、64年10月"All Day and All of the Night"(全英2位)、65年1月"Tired of Waiting for You"(全英1位)、65年3月"Everybody's Gonna Be Happy"(11位)、65年5月"Set Me Free"(9位)・・などヒット曲を連発。アルバムも64年10月「The Kinks」、65年3月「Kinda Kinks」をリリースし、いずれもが好セールスを記録した。
66年4月リリースの「The Kink Kontroversy」ではカヴァー曲1曲を除いて全てレイ・デイヴィスのオリジナル曲となり、早くもビート・バンドからの脱皮への意識を感じさせた。
そのことが明確となったのは、社会的風刺を盛り込んだ"Sunny Afternoon"(全英1位)で、この曲を含む66年11月リリースの「Face To Face」は全曲レイのオリジナルとなり、初のコンセプト・アルバムとして高い評価を受け、その後の方向性を決定づけた。
ブートレッグのような67年3月リリースの「The Kinks Live At Kelvin Hall」をはさんで、67年6月の「Somthing Else By The Kinks」、68年の「The Village Green Preservation Society」、69年の「Arthur (Or The Decline And Fall Of The British Empire) (アーサー、もしくは大英帝国の衰退ならびに滅亡)」 (ベーシストがピート・クワイフからジョン・ドルトンに交代)、70年の「Lola Versus Powerman And The Moneygoround:Part 1 (ローラ対パワーマン、マネーゴーラウンド組第一回戦)」(ジョン・ゴスリング(key)加入)と今日でもコンセプト・アルバムとして高い評価を受けているアルバムがリリースされる。

The Kinks Are The Village Green Preservation Society
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Universal Int'l
- 発売日: 2008/06/10
- メディア: CD

Arthur (Or the Decline and Fall of the British Empire)
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Warner Bros.
- 発売日: 2007/01/22
- メディア: CD

Lola vs. the Powerman & the Money-Go-Round, Pt. 1
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Sanctuary
- 発売日: 2004/12/07
- メディア: CD
"Waterloo Sunset"、"Lola"、"Apeman"などのヒット曲は生まれるものの、アルバムのセールスは低調だった。ブリット・エクランドも出演している映画 『パーシー (Percy)』(71)のサウンドトラックを最後にキンクスはパイ・レコードを離れRCAへと移籍する。
RCA移籍を契機に、マーケットをアメリカへと移したキンクスは71年に「Muswell Hillbilies」をリリースするが、全米100位と状況はあまり変化しなかった。続くアナログAB面がスタジオ録音、CD面がライヴ録音のRCA時代の最高傑作と評価の高い「Everybody's In Show Biz (この世はすべてショー・ビジネス)」(72)も全米70位に終わり、新たにホーン・セクションや女性コーラスを加えた構成でロック・ミュージカルを前面に出した73年の「Preservation Act1」、74年の「Preservation Act2」、75年の「Soap Opera (石鹸歌劇)」、76年の「Schoolboys in Disgrace (不良少年のメロディ)」といった作品をリリース。 RCA時代のキンクスはセールス面ではまったく成功しないまま終わってしまう。

この世はすべてショー・ビジネス+2(K2HD/紙ジャケット仕様)
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2008/06/25
- メディア: CD

プリザヴェイション 第1幕+2(K2HD/紙ジャケット仕様)
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2007/07/25
- メディア: CD

プリザヴェイション 第2幕+2(K2HD/紙ジャケット仕様)
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2007/07/25
- メディア: CD

ソープ・オペラ(石鹸歌劇)~連続メロドラマ“虹いろの夢”+4(K2HD/紙ジャケット仕様)
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2007/07/25
- メディア: CD

不良少年のメロディ~愛の鞭への傾向と対策(K2HD/紙ジャケット仕様)
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2007/07/25
- メディア: CD
キンクス第3のレーベルとなったのはアリスタだった。77年にリリースされた「Sleepwalker」はシンプルでソリッドなロックンロールに戻り、アリスタからの確かなサポートもあり、全米21位のヒットを記録。続く78年「Misfits」からは"Rock & Roll Fantasy" が "Lola"以来の全米トップ40ヒットとなり、79年の「Low Budget」 は全米11位を記録し見事ゴールド・ディスクを獲得した。 「Low Budget 」の大ヒットの背景には78年にヴァン・ヘイレンがデビュー・アルバムで"You Really Got Me"をカヴァー・ヒットさせたという追い風もあったが、80年にリリースされたライヴ・アルバム「One For The Road」はヴァン・ヘイレンよりもハードな"You Really Got Me"が聴けるという評判もあって若い世代を巻き込み、キンクスは第2期黄金期を迎えた。
81年の「Give The People What They Want」もゴールド・ディスクを獲得、83年の「State Of Confusion」からは全米6位、全英12位の"Come Dancing"のヒットが生まれ、相変わらず絶好調のキンクスだった。

ギヴ・ザ・ピープル・ホワット・ゼイ・ウォント(K2HD/紙ジャケット仕様)
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2008/06/25
- メディア: CD

ステイト・オブ・コンフュージョン~夜なき街角+4(K2HD/紙ジャケット仕様)
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2008/06/25
- メディア: CD
この頃からメンバー・チェンジが激しくなり、84年の「Word Of Mouth」を最後にデイヴィス兄弟以外の唯一のオリジナル・メンバーだったミック・エイヴォリーが脱退、アリスタ時代にも幕を下ろす。
80年、ロンドンに移籍し「Think Visual」をリリース。ストレートなロックンロール・サウンドで見事復活を遂げる。88年にはライヴ・アルバム「The Road」 、デビュー・25周年を迎えた89年には「UK Jive」をリリース。


91年、コロンビア(Sony)に移籍しミニアルバム「Did Ya」 、93年には「Phobia」をリリース。

94年、Konkレーベルよりスタジオ・ライヴの「To The Bone」をリリース。96年には新曲2曲を含む2枚組拡大版としてもリリースされた。
01年、BBC音源をまとめた「BBC Sessions 1964 - 1977」をリリース。
08年、キンクスの集大成「Picture Book」(6CD BoxSet)をリリース。
The Kinks Greatest (1970-1986)
Come Dancing with the Kinks: The Best of the Kinks (1977-1986)

Come Dancing with the Kinks: The Best of the Kinks 1977-1986
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Velvel Records
- 発売日: 2005/03/08
- メディア: CD
Lost & Found (1986-89)
The Pye Album Collection
The RCA Years
The Arista Years
Ultimate Collection
The Singles Collection
Studio albums
1964 Kinks
1965 Kinda Kinks
1965 The Kink Kontroversy
1966 Face to Face
1967 Something Else by The Kinks
1968 The Kinks Are the Village Green Preservation Society
1969 Arthur (Or the Decline and Fall of the British Empire)
1970 Lola versus Powerman and the Moneygoround, Part One
1971 Muswell Hillbillies
1972 Everybody's in Show-Biz 2CD
1973 The Great Lost Kinks Album
1973 Preservation: Act 1
1974 Preservation: Act 2
1975 Soap Opera
1976 Schoolboys in Disgrace
1977 Sleepwalker
1978 Misfits
1979 Low Budget
1981 Give the People What They Want
1983 State of Confusion
1984 Word of Mouth
1986 Think Visual
1989 UK Jive
1993 Phobia
Live and other albums
1968 Live at Kelvin Hall
1971 Percy (soundtrack)
1980 One for the Road
1986 Come Dancing with the Kinks
1988 Live: The Road
1994 To the Bone
1996 To the Bone (double-CD re-release)
Compilation albums
1966 Greatest Hits!
1966 Well Respected Kinks
1967 Sunny Afternoon
1970 The Kinks ["The Black Album"]
1971 Hit Collection
1971 Kinks Greatest Hits
1971 Golden Hour of The Kinks
1972 The Kink Kronikles
1973 Lola
1973 The Great Lost Kinks Album
1973 Golden Hour of The Kinks Vol. 2
1974 Lola, Percy and the Apeman Come Face to Face With the Village Green Preservation Society... Something Else
1975 The Pye History of British Pop Music: The Kinks
1976 The Kinks' Greatest: Celluloid Heroes
1977 The File Series: The Kinks
1978 20 Golden Greats #19 UK,
1980 Spotlight on The Kinks
1980 You Really Got Me
1980 Second Time Around
1981 Hit Station
1983 The Kinks Collection
1983 Candy From Mr Dandy
1983 Dead End Street: Kinks Greatest Hits
1984 20th Anniversary Box Set
1984 Kinks Kollectables
1984 The Kinks: A Compleat Collection
1984 The Kinks: A Compleat Collection - 20th Anniversary Edition
1985 Backtrackin': The Definitive Double-Album Collection
1986 Come Dancing With The Kinks: The Best of 1977-1986
1987 The Kinks Are Well Respected Men
1987 The Kinks Hit Singles
1988 Kinks-Size / Kinkdom
1989 25 Years - The Ultimate Collection
1989 Best of The Kinks 1964-65
1989 From 64 to 70
1989 PRT Collector
1989 The Kinks Greatest Hits
1989 The Ultimate Collection #35 UK,
1990 Fab Forty
1990 The EP Collection
1991 The Complete Collection
1991 You Really Got Me
1991 Lost & Found (1986-89)
1992 The Kinks
1992 The Kinks Story Vol. 1: 1964-1966
1992 The Kinks Story Volume 2: 1967-1971
1992 The Kinks - The Collection
1992 The EP Collection Vol. Two
1993 Gold (Greatest Hits)
1993 The Definitive Collection: The Kinks Greatest Hits
1994 Preservation - A Play in Two Acts
1994 The Best of: 20 Classic Tracks
1994 You Really Got Me: The Very Best of The Kinks
1995 The Story of the Kinks
1995 Tired of Waiting for You
1995 The Kinks Remastered
1996 The Kinks
1997 Greatest Hits Vol. 1 & Vol. 2 Pop Legends
1997 The Very Best of: 25 Original Recordings
1997 The Singles Collection
1998 God Save The Kinks, Vol. 1
1998 God Save The Kinks, Vol. 2
1998 God Save The Kinks, Vol. 3
1998 Limited Edition Compilation: Music From the First Four Velvel Reissues
1998 It's The Kinks
1998 Limited Edition Compilation 2
1998 The EP Collection
1999 Greatest Hits
1999 Limited Edition Compilation 3
2000 You Really Got Me: The Best of The Kinks
2000 The EP Collection Vol. 2 (box set)
2001 BBC Sessions 1964 - 1977 (2CD set)
2001 The Marble Arch Years
2002 The Ultimate Collection
2005 The Pye Album Collection (10 CD box set)
2008 Picture Book (6 CD box set)
Ray Davies - Solo
1985 Return to Waterloo
1998 The Storyteller
2006 Other People's Lives
2007 Working Man's Café
Tom Waits Discography [Artist STUV]

Tom Waits
トム・ウェイツ(Thomas Alan Waits,1949年12月7日 - )は、アメリカ・カリフォルニア州ポモナ出身のシンガーソングライター、俳優。
1973年にレコード・デビュー。「酔いどれ詩人」という異名で知られ、特徴的な嗄れた歌声、ジャズ的なピアノ演奏、しがない人々の心情をユーモラスに描きながらも温かい視線で見つめる独特な歌詞世界、ステージ上での軽妙な語り口でカルト的人気を博した。キャリア初期からポエトリー・リーディングも取り入れ、本人曰く、「得意楽器はボキャブラリー」。
1980年代からは実験的な音作りも取り入れ、1990年代以降は、グラミー賞の受賞や、ビルボード誌のアルバム・チャートでトップ40入りを果たす等、その個性がより幅広い層に認知されていく。キース・リチャーズ等の著名ミュージシャンからも高く評価され、トムの楽曲をカバーするミュージシャンも多数。
1978年以降は俳優としても活動し、とりわけフランシス・フォード・コッポラやジム・ジャームッシュといった映画監督と関係が深い。
カリフォルニア州ロサンゼルス郡ポモナ出身。幼い頃は、父が歌っていたアイルランド民謡や、ラジオで聴いたジャズに親しんだ。10歳の頃に両親が離婚し、姉2人と共に母親に引き取られてサンディエゴ郡ナショナルシティに移るが、父とも友好的な関係を続けた。
10代の頃はフォーク、ブルース、R&B、ジャズに傾倒し、当時流行していたロックには興味を示さなかった。トムは、自分に衝撃を与えた人物としてジェームス・ブラウン、ボブ・ディラン、ライトニン・ホプキンス、セロニアス・モンク等を挙げている。
16歳で高校を中退し、ピザ屋の店員として働く。この頃、ジャック・ケルアックなどのビートニク文学に影響を受け、また、仕事の合間に作詞・作曲を始めた。トムの2ndアルバム「Heart of Saturday Night (土曜日の夜)」に収録された曲"Ghosts of Saturday Night (After Hours at Napoleone's Pizza House)"は、この頃の経験を元にした歌。
1970年代初めにロサンゼルスに移り、クラブで歌うようになる。1971年にはハーブ・コーエン(当時フランク・ザッパ、アリス・クーパー、ティム・バックリィなどのマネージメントを担当)と出会い、初のデモ・テープを制作。この時の音源は、コンピレーション・アルバム「The Early Years, Vol. 1」(91)、「The Early Years, Vol. 2」(93)としてリリースされた。
1972年、当時は新興レーベルだったアサイラム・レコードと契約し、1973年にアルバム「Closing Time」でデビュー。商業的には成功しなかったが、収録曲"Ol' 55" は、イーグルスがアルバム「On the Border」(74)でカヴァーして話題となった。
1975年、「Nighthawks at the Diner (娼婦たちの晩餐)」をリリース。
1976年、初のヨーロッパ・ツアーを行う。同年、アルバム「Small Change」で初めて全米アルバム・チャートのトップ100にランク・イン(最高位89位)。大御所ジャズ・ドラマーのシェリー・マンが参加し、収録曲"Tom Traubert's Blues (Four Sheets to the Wind in Copenhagen)"は様々なミュージシャンにカヴァーされることとなる。
1977年1月、初の日本ツアーを行う。アルバム「Foreign Affairs (異国の出来事)」(77)ではベット・ミドラーと共演。同作のジャケットは、トムと恋人のリッキー・リー・ジョーンズ(当時はまだ歌手デビュー前だった)のツーショット写真。
1978年3月、2度目の日本公演を行う。10月にはアルバム「Blue Valentine」をリリース。ミュージカル『ウエスト・サイド物語』からのバラードで始まり、潰したような歌声で独特のセンチメンタリズムを放っていく。
また同年には、トムが端役で出演した映画『パラダイス・アレイ(Paradise Alley)』(監督・主演:シルヴェスター・スタローン)が公開され、俳優デビューを果たている。
1970年代末期にはリッキー・リー・ジョーンズと別れ、1980年代に入るとニューヨークに移る。この頃、映画監督のフランシス・フォード・コッポラと出会う。1980年8月には、コッポラの下で脚本編集者として働いていたキャスリーン・ブレナンと結婚。キャスリーンは、ソングライティングやプロデュースの面でも、トムをサポートしていく。
80年発表のアルバム「Heartattack and Vine」には、以後長きに渡ってトムの盟友となるベーシスト、グレッグ・コーエンが初参加。
1982年、トムが初めて音楽を担当した映画作品『ワン・フロム・ザ・ハート(One From the Heart)』(監督:フランシス・フォード・コッポラ)公開。トムは俳優としても端役(トランペット奏者役)で出演。本国アメリカでは興行的に失敗し、評論家にも酷評されるが、ヨーロッパでは好意的に評価された。クリスタル・ゲイルとの連名による同名のサウンドトラック・アルバムは、アカデミー編曲・歌曲賞にノミネートされた。
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- メディア: VHS
1982年、実験的な音作りの新曲がアサイラム・レコードに難色を示されたことからアイランド・レコードに移籍。
83年、移籍第一弾アルバム「Swordfishtrombones」を発表。収録曲"Frank's Wild Years (ワイルドなフランクの話)"は、トムの脚本家デビューとなったミュージカル『フランクス・ワイルド・イヤーズ』(1986年6月初演)に発展していく。
1985年のアルバム「Rain Dogs」にはローリング・ストーンズのキース・リチャーズ(g)などがゲスト参加。収録曲"Downtown Train"は、後にロッド・スチュワートによるカヴァーが大ヒットを記録し、トムの代表曲の一つとなる。
トムは、ローリング・ストーンズのアルバム「Dirty Work」(86)にゲスト参加。
また、1986年にはトムの初主演映画『ダウン・バイ・ロー(Down by Law)』(監督・脚本:ジム・ジャームッシュ)公開。
1987年9月30日、ロイ・オービソンのロサンゼルス公演で、ブルース・スプリングスティーン、エルヴィス・コステロ、ジャクソン・ブラウン、ボニー・レイットなどと共にロイのバック・バンドに参加。この時のステージは、1989年にライブ・アルバム「Black & White Night」としてCD&DVD化された。
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また、アルバム「Franks Wild Years」(87)に伴うツアーの模様は録音・録画され、ライブ・アルバム『ビッグ・タイム』及び同名ドキュメンタリー映画として発表された。
ツアーで重要な役割を果たしたマーク・リボー(g)とマイケル・ブレア(ds)は、トムからの影響を公言する日本のシンガーソングライター、SIONのアルバム「春夏秋冬」(87)に参加し、エルヴィス・コステロにも気に入られ、コステロのアルバム「Spike」(89)にも参加する。
1990年3月、トムが音楽を担当したミュージカル『ブラック・ライダー』(ロバート・ウィルソン演出、ウィリアム・S・バロウズ脚本)がハンブルクで初演。1993年には、同作の楽曲を用いたアルバム「The Black Rider」が発表され、2004年には英語版(主演はマリアンヌ・フェイスフル)がロンドンで初演された。

The Black Rider (1993 Studio Cast)
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Island
- 発売日: 1993/11/02
- メディア: CD
また、プライマスのデビュー・アルバム「Sailing the Seas of Cheese」(91)にゲスト参加。その後、プライマスのベーシストのレス・クレイプールは、度々トムのレコーディングに参加することになる。
1992年発表の「Bone Machine」では、再びキース・リチャーズと共演。グラミー賞の最優秀オルタナティヴ・レコード賞を獲得する。トムにとって初のグラミー賞受賞となった。
それと前後して、盟友ジム・ジャームッシュの監督映画『ナイト・オン・ザ・プラネット(Night on Earth)』の音楽を担当し、更に年末には、再びロバート・ウィルソン演出のミュージカル『アリス』の音楽を担当。同作の楽曲は、後に再レコーディングされ、アルバム「Alice」(02)として発表された。

Night On Earth: Original Soundtrack Recording
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Island
- 発売日: 1992/04/07
- メディア: CD
1993年、現代音楽の作曲家ギャヴィン・ブライアーズのアルバム「Bryars: Jesus' Blood Never Failed Me Yet」(1971年に作曲された同名楽曲の再録)に、トムがゲスト参加。

Bryars: Jesus' Blood Never Failed Me Yet
- アーティスト: Gavin Bryars,Michael Riesman,Tom Waits
- 出版社/メーカー: Point Music
- 発売日: 1993/08/10
- メディア: CD
1994年には、ジョニー・キャッシュ『American Recordings』に、書き下ろしの新曲"Down There by the Train"を提供。トムも後に「Orphans: Brawlers, Bawlers & Bastards」(06) でセルフカヴァーした。

Orphans: Brawlers, Bawlers & Bastards
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Anti
- 発売日: 2006/12/18
- メディア: CD
1995年、ティム・ロビンス監督映画『デッドマン・ウォーキング(Dead Man Walking)』のサウンドトラック・アルバムに、書き下ろしの新曲"Fall of Troy"、"Walk Away"を提供(アルバム収録のみで、劇中では使われていない)。

Dead Man Walking: Music From And Inspired By The Motion Picture
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Sony Mid-Price
- 発売日: 1996/01/12
- メディア: CD
1999年、エピタフ・レコード傘下のアンタイ・レコード(Anti-)に移籍。その第一弾アルバム「Mule Variations」で、初めて全米トップ40入りを果たす。グラミー賞のベスト・コンテンポラリー・フォーク・アルバム賞を受賞。
また、ジャック・ケルアックのトリビュート・アルバム「Reads on the Road」(99)で、ジャックが生前録音していた詩の朗読に、プライマスと共に音楽をつける形で参加。旧友チャック・E・ワイスのアルバム「Extremely Cool」(99)にも、ボーカルやプロデュースで参加した。
2000年11月、トムと妻キャスリーンが音楽を担当したミュージカル『Woyzeck(ヴォイツェック)』(ゲオルク・ビューヒナーの戯曲が原作)がデンマークで初演された。
2002年には、アルバム「Blood Money」と「Alice」の2枚(両方とも、トムとキャスリーンが関わったミュージカルの楽曲を再録音したもの)を同日に発売。
また、デブラ・ウィンガーの出演映画『Big Bad Love』に新曲を2曲提供し、そのうち"Long Way Home" は、ノラ・ジョーンズがアルバム「Feels Like Home」(04)でカヴァー。
ラモーンズのトリビュート・アルバム「We're a Happy Family: a Tribute to Ramones」(03)にトムも参加し、"Return of Jackie & Judy"を歌う。

We're a Happy Family: a Tribute to Ramones
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Sony
- 発売日: 2003/02/11
- メディア: CD
また、2003年9月21日、リチャード・ギアが主催したチベットの僧を救うためのベネフィット・コンサートに、グレッグ・コーエンと共に参加し、クロノス・クァルテットと共演。この時の演奏は、2007年にオムニバス・ライヴ・アルバム「Healing the Divide」として発表された。
2004年、アルバム「Real Gone」では、ピアノを一切使わないという新境地を見せた。
また、ロス・ロボスのアルバム「The Ride」(04)に収録曲"Kitate"でゲスト参加。2005年にはイールズ「Blinking Lights and Other Revelations」にも参加した。

Blinking Lights and Other Revelations
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Dreamworks
- 発売日: 2005/04/25
- メディア: CD
2006年、アルバム未収録だった楽曲と新曲を合計54曲収録した3枚組CD「Orphans: Brawlers, Bawlers & Bastards」を発表。

Orphans: Brawlers, Bawlers & Bastards
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Anti
- 発売日: 2006/12/18
- メディア: CD
The Asylum Years (1986)
Beautiful Maladies: The Island Years (1998)

Beautiful Maladies: The Island Years
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Island
- 発売日: 1998/06/16
- メディア: CD
Used Songs 1973-1980 (2001)
New Coat of Paint: Songs of Tom Waits (2000)

New Coat of Paint: Songs of Tom Waits
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Manifesto
- 発売日: 2000/05/30
- メディア: CD
Grapefruit Moon: The Songs of Tom Waits (2008)

Grapefruit Moon: The Songs of Tom Waits
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Leroy
- 発売日: 2008/09/02
- メディア: CD
Albums
1973 Closing Time
1974 The Heart of Saturday Night (土曜日の夜)
1975 Nighthawks at the Diner (娼婦たちの晩餐)
1976 Small Change
1977 Foreign Affairs (異国の出来事)
1978 Blue Valentine
1980 Heartattack and Vine
1982 One from the Heart With Crystal Gayle (OST)
1983 Swordfishtrombones
1985 Rain Dogs
1987 Franks Wild Years
1988 Big Time
1992 Night on Earth (OST)
1992 Bone Machine
1993 The Black Rider
1999 Mule Variations
2002 Blood Money
2002 Alice
2004 Real Gone
2006 Orphans: Brawlers, Bawlers & Bastards
Compilations
Bounced Checks (Asylum, 1981)
Anthology of Tom Waits (Asylum, 1984)
Asylum Years (Asylum, 1986)
The Early Years, Volume One (Bizarre, 1991)
The Early Years, Volume Two (Bizarre, 1993)
Beautiful Maladies - The Island Years (Island, 1998)
Used Songs 1973-1980 (Rhino, 2001)
主な出演映画
パラダイス・アレイ Paradise Alley (1978)
アウトサイダー The Outsiders (1983)
ランブルフィッシュ Rumble Fish (1983)
コットンクラブ The Cotton Club (1984)
ダウン・バイ・ロー Down by Law (1986)
黄昏に燃えて Ironweed (1987)
チキンハート・ブルース Cold Feet (1989)
ミステリー・トレイン Mystery Train (1989)- 声のみの出演
フィッシャー・キング The Fisher King (1991)
ドラキュラ Bram Stoker'S Dracula (1992)
ショート・カッツ Short Cuts (1993)
蜘蛛女 Romeo Is Bleeding (1993)
フィッシング・ウィズ・ジョン Fishing with John (1997)
コーヒー&シガレッツ Coffee and Cigarettes (2003)
ドミノ Domino (2005)
人生は、奇跡の詩 La tigre e la neve (2005)
Elvis Costello Discography [Artist EFG]

Elvis Costello
エルヴィス・コステロ(Declan Patrick MacManus,1954年8月25日 - )は、イギリスのミュージシャン。
イギリスのロンドンに生まれる。幼少よりビートルズなどの影響を受け、働きながら「フリップ・シティ」というバンドで活動を始めるが、1977年、パブロックムーブメントの立役者ニック・ロウのプロデュースにより、シングル"Less Than Zero"でデビュー。当初はパンク調の作品が多く、「怒れる若者」とも言われた。
2003年に「Elvis Costello & the Attractions」名義でロックの殿堂入りを果たした。芸名はエルヴィス・プレスリーと、母方の姓コステロに由来する。
父親はジョー・ロス&ヒズ・オーケストラでシンガー&トランペッターをつとめたミュージシャン、ロス・マクマナス。コステロは父親がもらってくる大量の試聴用レコードに囲まれて育ち、その豊富な音楽的素養を培った。1987年のシングル"A Town Called Big Nothing (Really Big Nothing)"では親子共演を果たしている。
1974年に最初の妻・メアリーと結婚、デビュー時には既に息子マシューがいた。 プロデューサーとして関わったのが縁でザ・ポーグスのベーシスト、ケイト・オリオーダンと1986年に再婚。2003年にはジャズシンガーのダイアナ・クラールと3度目の結婚。2006年には双子の息子が生まれた。
エルヴィス・コステロ(本名:デクラン・パトリック・マクマナス)は1954年8月25日、ロンドン郊外のパディントンに生まれた。父親はもともとジャズ・トランペッターをやっていたが(後にコステロのアルバムで共演)、ある種ヒッピー的な生活をしていたともいわれる。この父親の影響と、母親が好んだジャズ・スタンダードや古いトーチ・ソングの類を聴きながら、幼いコステロは音楽的な影響を受けて育った。また両親はリヴァプール出身で、幼いコステロもよくリヴァプールに行っていたという。
10代後半にコステロが愛聴していたのは、ザ・バンドやヴァン・モリソン、ランディ・ニューマン、グラム・パーソンズといったアメリカのルーツ系音楽に通じているロックだった。学校を卒業したコステロは、コンピューター技師として働くかたわら、Flip City というバンドを結成。時は70年代半ばで、その頃に活躍していたパブ・ロックのバンド達と同様、パブを中心にライヴ活動を行っていく。
1976年になるとコステロは本格的にソロ・アーティストとしての活動を志す。彼が作ったデモ・テープに興味を示したのは、ドクター・フィールグッドのマネージャーをしていたジェイク・リヴィエラ。彼はチリ・ウィリ&ザ・レッド・ホット・ペッパーズやブリンズレイ・シュワルツのマネージャーをしていたデイヴ・ロビンソンと組んで、インディ・レーベルのはしりともいえるスティッフ・レコードを始めたばかりのところだった。かくしてスティッフと契約したコステロは1977年3月、シングル"Less Than Zero"でデビュー。
続く2ndシングル、名曲"Alison"(後にリンダ・ロンシュタットがカヴァー)を5月にリリースし、徐々に注目を集める中、7月に1stアルバム「My Aim Is True」をリリース。ニック・ロウがプロデュース、アメリカのバンド、Clover (ヒューイ・ルイスが在籍) がバックを務め、高い評価を得た。パンクをきっかけに登場しつつも、その枠に留まらない新しいタイプのアーティストとして注目を浴びた。ニュー・ウエイヴという言葉が使われ始めたのも、この頃からだった。

マイ・エイム・イズ・トゥルー~デラックス・エディション(紙ジャケット仕様)
- アーティスト: エルヴィス・コステロ
- 出版社/メーカー: USMジャパン
- 発売日: 2008/06/04
- メディア: CD
高い評価を受けたコステロは、ライヴ活動のためにバンドを結成する。スティーヴ・ナイーヴ(key)、ブルース・トーマス(b)、ピート・トーマス(ds)のメンバーでThe Attractions が誕生する。ニック・ロウ、イアンデューリーなどと共に「スティッフ・ツアー」に参加。この模様は、ライヴ盤「Stiffs Live」(78)としてリリースされた。
ニック・ロウと共にジェイク・リヴィエラが新設したレーベル、レーダーに移籍したコステロは、78年3月、ロウのプロデュースによる2ndアルバム「This Year's Model」を発表。前作がアメリカ寄りのフィーリングを感じさせる作品だったのに対し、60年代のブリティッシュ・ビート・バンドを思わせるシンプルで独特の感覚を持ち合わせたアルバムとなり、チャートも最高4位までランク。日本ではこの2ndアルバム「This Year's Model)」が1stアルバムより先にリリースされた。

ディス・イヤーズ・モデル~デラックス・エディション(紙ジャケット仕様)
- アーティスト: デイビー・ペイン
- 出版社/メーカー: USMジャパン
- 発売日: 2008/06/04
- メディア: CD
79年2月、3rdアルバム「Armed Forces」をリリース。以前にも増してポップな感触を持ち、シングル"Oliver's Army"と同じくチャート2位まで上昇。同年には、ザ・スペシャルズの傑作デビュー・アルバムをプロデュースするという重要な仕事もしている。
80年3月、4thアルバム「Get Happy!!」を発表。新設されたF- ビートというレーベルからのリリース。オランダ録音で全20曲が詰め込まれ、コステロのメンフィスやモータウンのR&B、ソウル趣味が反映された作品。
同年にはThe Attractions の単独アルバム「Mad About The Wrong Boy (悪の誘惑)」と、コステロのオリジナル・アルバム未収録曲を集めたアルバム「Ten Bloody Marys & Ten How's Your Fathers」も発表されている。

Ten Bloody Marys & Ten How's Your Fathers
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Demon
- 発売日: 1986/01/01
- メディア: CD
81年1月、5thアルバム「Trust」をリリース。ザ・ルーモアのマーティン・ベルモント、スクイーズのグレン・ティルブロックがゲスト参加。この時期、ハイ・ペースでレコードを出していたコステロも、作曲に煮詰まりを感じていた。
そこで、バック・トゥ・ルーツの姿勢をとり、ナッシュビルで録音、同年10月に「Almost Blue」をリリース。全曲がカントリーナンバーのカヴァーで、プロデューサーもカントリー畑のビリー・シェリルを起用。結果的に彼自身のスランプ脱出の特効薬となった。
82年6月、「Imperial Bedroom」をリリース。シニカルな視点がヴァラエティに富んだ曲に散りばめられたポップ・アルバム。ポール・マッカートニーのエンジニアだったジェフ・エメリックをプロデューサーに迎え、多彩なアレンジはスタジオ技術に凝り始めた頃のビートルズを思わせる。
83年5月、The Imposter 名義でシングル"Pills And Soap"を発表。続く8月には、コステロのキャリアの中でも最もポップなアルバム「Punch the Clock」をリリース。マッドネスやデキシーズ・ミッドナイト・ランナーズなどを手掛けていたプロデューサー・コンビ、クライヴ・ランジャー&アラン・ウィンスタンレーの得意のソウル風な味付けと、TKOホーンズや、黒人女性コーラス隊フロディジアックのゲスト参加により、一段と華やかさが増し、シングル"Everyday I Write The Book"が初の全米トップ40入りを果たし、セールス面でも好調な成績を収めた。
84年6月、9thアルバム「Goodbye Cruel World」をリリース。前作と同様のプロデューサーを起用。ダリル・ホールやスクリッティ・ポリッティのグリーンとのデュエット、女性シンガー、トレーシーが歌った曲の自演版"Joe Porterhouse"などが収録されている。
しかしコステロは、この2作でのポップなプロデュース・ワークに大いに不満で、フラストレーションが溜まっていた。その反動が、弾き語りによるソロ・ツアーだった。そして、もうエルヴィス・コステロの名を使わない、という発言が話題となった10thアルバム「King of America」が、The Costello Show 名義で発表されたのは、86年2月。
コステロは本名のデクラン・パトリック・マクマナスの名を用い、T- ボーンが共同プロデュース。バック・メンバーには、エルヴィス・プレスリーのバックで知られるジェームズ・バートン(g)をはじめ、アメリカの腕利きスタジオ・ミュージシャンを起用した入魂の傑作。
同年暮れにはElvis Costello & The Attractionsとしてアルバム「Blood & Chocolate」をリリース。久々にニック・ロウがプロデュースを担当。初期の荒々しさを思わせ、コステロのヴォーカル自体も枯れた味わい深さを感じさせる作品。
87年11月、「Ten Bloody Marys & Ten How's Your Fathers」(80)の続編とも言えるオリジナル・アルバム未収録曲集「Out of Our Idiot」をリリース。この後、しばらくの間、沈黙に入っていく。
89年2月、ワーナー・ブラザース移籍第一弾、12thアルバム「Spike」をリリース。ハリウッド、ニュー・オリンズ、ダブリン、ロンドンの4ヵ所で録音。1曲ごとにアプローチの異なる、オール・サイズ・オブ・エルヴィスという趣の作品。ポール・マッカートニーとの競作曲である名曲"Veronica"と"Pads, Paws and Claws"を収録。ポールにとってもコステロにとっても、この後から現在まで繋がる、何度目かの黄金期を予感させたアルバム。
91年、「Mighty Like a Rose」をリリース。ポップな感触と、実験的あるいはシブい音楽趣味を反映した部分が交錯して、コステロならではのタフで美しい世界が広がる。一部プロデュースでミッチェル・フルーム参加。"Invasion Hit Parade" ではコステロの実父ロス・マクマナスのプレイを耳にすることができる。
93年1月、「The Juliet Letters」をリリース。英国の新進弦楽四重奏団ブロドスキー・カルテットとの共演。全編、室内楽をバックにコステロが歌うという意欲作で、格式ばったところはなく、むしろ過去に「Almost Blue」(81)などで聴けた素朴で温かなヴォーカルに近い。

Elvis Costello: The Juliet Letters
- アーティスト: Paul Cassidy,Elvis Costello,Elvis / Belton, Ian Costello,Elvis / Brodsky Quartet Costello,Jacqueline Thomas,Michael / Costello, Elvis Thomas,Michael [2] Thomas,Brodsky Quartet,Elvis Costello
- 出版社/メーカー: Warner Bros.
- 発売日: 1994/11/28
- メディア: CD
94年3月、「Brutal Youth」をリリース。プロデュースはミッチェル・フルーム。久々のアトラクションズとの共演、ニック・ロウもゲストで全面参加している。
95年、「Kojak Variety」をリリース。フェイバリット・ナンバーを全曲カヴァーした作品集。モーズ・アリソン、リトル・リチャード、ボブ・ディラン、ペギー・リー、ランディ・ニューマン、バート・バカラックなど、ジャズ、ソウル、R&B、フォーク&カントリー、ポピュラーをヴァラエティにカヴァー。メンバーはジェームス・バートンをはじめ、元ラウンジ・リザーズでジョン・ゾーンからトム・ウェイツと幅広く活躍するマーク・リボー(g)などが参加。
95年8月、「Deep Dead Blue-Live at Meltdown」をリリース。個性派ジャズ・ギタリスト、ビル・フリーゼルとのコラボレート作品。95年6月25日、ロンドンにて行われたメルトダウン・フェスティヴァルでの共演パフォーマンスを収めており、初回生産限定盤としてリリースされた。ハル・ウィルナーが手掛けたチャーリー・ミンガス・トリビュート『ナイトメア(Weird Nightmare)』の表題曲を再演しているほか、ルベーン・ブレイズの"Shamed into Love"や50年代のミュージカル映画『恋の手ほどき』の主題歌のカヴァー、コステロ・ナンバーやフリーゼルとの競作曲などを披露している。

Deep Dead Blue, Live at Meltdown
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Nonesuch
- 発売日: 2000/03/13
- メディア: CD
96年、「All This Useless Beauty」をリリース。ワーナー最後となるアルバムは、90年代のもっとも成熟したポップの形を提示した深みある作品をモノにした。ティル・チューズデイ、ジューン・テイバー、ロジャー・マッギンに提供した楽曲や他人のために書きながら作品化されなかったセルフ・カヴァーを収めており、ソングライター、コステロの多彩さ、深さが感じ取れる一枚に仕上がっている。
98年9月、「Painted from Memory」(with Burt Bacharach)をリリース。映画「グレイス・オブ・マイハート」での共作がきっかけとなって生まれたアルバム。20世紀最高のメロディメーカー、バート・バカラックと今まで数々のスタイルに挑戦してきたコステロ、2人の長所がいかされた、ぴったり息のあった作品に仕上がっている。
99年にジュリア・ロバーツ主演映画「ノッティングヒルの恋人(Notting Hill)」の主題歌"She"がヒットする。
01年4月、「For The Stars」(with Anne Sofie Von Otter)をリリース。スウェーデンの有名なソプラノ歌手とエルヴィス・コステロの共演作で、コステロは全曲中6曲で歌を披露。ビーチ・ボーイズ『ペット・サウンズ』から"Don't Talk (Put Your Head on My Shoulder)"、"You Still Believe in Me"、ポール・マッカートニー曲"Broken Bicycles/Junk"、"For No One"などを取り上げている。

- アーティスト: Elvis Costello (Declan MacManus),Svante Henryson,Svante Henryson,Benny / Ulvaeus, Bjorn / Anderson, Stig Andersson,Burt / Costello, Elvis Bacharach,Elvis Costello / Anne-sofie von Otter,Elvis / Blades, Ruben Costello,Elvis / O'Riordan, Cait Costello,Fleshquartet,Svante Henryson,John & Paul McCartney Lennon,Paul McCartney,Kate McGarrigle,Jessie Mae Robinson,Ron Sexsmith,Tom Waits,Tom / Brennan, Kathleen Waits,Brian / Asher, Tony Wilson,Magnus Persson
- 出版社/メーカー: Deutsche Grammophon
- 発売日: 2001/04/10
- メディア: CD
02年4月、「When I Was Cruel」をリリース。しばらくバカラックやクラシックのアーティストとのコラボレイト作が続いていたため、オリジナルとしては「All This Useless Beauty」以来5年振り。コステロ曰く「ここ何年かで作ったレコードと比べてより乱暴で、よりリズムがある」と。
02年10月、「Cruel Smile」をリリース。アルバム「When I Was Cruel」のセッションでのアウトテイク(アルバム収録曲のリミックスを含む)やラジオのみで発表された曲やライヴテイクを集めた即席のコンピレーション盤。収録曲の多くはもともとシングルのカップリング曲やボーナストラックとしてリリースされたナンバーで、発売国により収録曲が異なっていた。"Uncomplicated"の荒々しいライヴテイクや、チャールズ・チャップリンが作曲しナット・キング・コールが歌った"Smile"の2曲の素晴らしいカヴァーなど収録。この「Smile」(ストリングスやサックスをたっぷり用いた劇的な魅力と物悲しさに満ちたナンバー)は日本のTVドラマ「空から降る一億の星」のためにレコーディングされた曲。
03年9月、「North」をリリース。前作「When I Was Cruel」が王道コステロ路線だったのに対し、こちらはしっとりとした歌もの路線。参加アーティストはプロドスキー・クァルテット、リー・コニッツ(sax)、スティーヴ・ナイーヴ(p)、ピート・トーマス(ds)、マーク・リボー(g)、ミンガス・ビッグ・バンドとジャズ・パッセンジャーズからのメンバー。
04年9月、「Il Sogno」をリリース。シェークスピアの「真夏の世の夢」よりインスパイアされ作られたエルヴィス・コステロの書き下ろしバレエ音楽。イタリア、アテルヴェレットバレエ団が2002年イタリア・ボローニャで初演した作品。
同時にリリースされたもう一枚のアルバム「The Delivery Man」は、ライアン・アダムスが所属するLost Highwayレーベルからのリリースで「When I Was Cruel」(02)に続くバンド・アルバム。メンフィスとオックスフォードで録音され、ゲストにエミルー・ハリス、ルシンダ・ウィリアムスといった女性シンガーが参加している。
06年2月、「My Flame Burns Blue - Live With The Mtropole Orkest」をリリース。2004年7月9日、オランダ・ノース・シー・ジャズフェスティバルでメトロポール・オーケストラとともに行ったライヴの模様を収めたライヴ・アルバム。過去の名作アルバムの数々からの楽曲がジャズ・アレンジによって生まれ変わり、新たな息吹と共に眩い魅力を放っている。
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My Flame Burns Blue [Includes Bonus CD]
- アーティスト: Marc Scholten,Olof Groesz,Burt / Costello, Elvis Bacharach,Dave Bartholomew,Elvis Costello,Charles Mingus,Billy Strayhorn,Michael Tilson Thomas,Vince Mendoza,Christopher Laurence,Metropole Orchestra,Peter Tiehuis,London Symphony Orchestra,Peter Erskine,Steve Nieve,John Harle,Paul van der Feen,Jos Beeren,Leo Janssen,Bart van Lier
- 出版社/メーカー: Deutsche Grammophon
- 発売日: 2006/02/28
- メディア: CD
06年5月、「The River in Reverse」(with Allen Toussaint)をリリース。アメリカ、ニューオリンズのハリケーン・クライシスから半年余り・・・。あの惨劇へのレクイエムとしてエルヴィス・コステロの呼びかけにより、ニューオリンズ音楽の育ての親=アラン・トゥーサンが腰を上げたことにより発足したスーパー・プロジェクト。コステロの書下ろしの新曲、そしてアラン・トゥーサンおなじみのヒット・ナンバーを中心に、ニューオリンズ・スタンダード全14曲を収録。知性とアイロニー、ユーモアに満ち溢れたコステロの音楽性と、軽快でありながらもアグレッシヴなヴォーカル・スタイル、そしてスウィートでリラックスしたアラン・トゥーサンの歌声が加わり、聴き手の心を捉えて放さない作品に仕上がっている。
08年5月、「momofuku」をリリース。バンド名義としては04年発表の「The Delivery Man」以来、約4年ぶりとなるオリジナル作品。アルバム・タイトル名はインスタントラーメンの生みの親で、日清食品創業者安藤百福の名から取っている。ミシシッピーでレコーディングされ、US南部のR&Bやルーツにヒントを得た前作から一転し、コステロ・フレイヴァー溢れるファン待望のロックン・ロール・アルバムに仕上がっている。
アルバム
1977 My Aim Is True
1978 This Year's Model
1979 Armed Forces
1980 Get Happy!!
1981 Trust
1981 Almost Blue
1982 Imperial Bedroom
1983 Punch the Clock
1984 Goodbye Cruel World
1986 King of America
1986 Blood and Chocolate
1989 Spike
1991 Mighty Like a Rose
1993 The Juliet Letters
1994 Brutal Youth
1995 Kojak Variety
1995 Deep Dead Blue
1996 All This Useless Beauty
1998 Painted from Memory, with Burt Bacharach
2001 For The Stars, with Anne Sofie Von Otter
2002 When I Was Cruel
2003 North
2004 Il Sogno
2004 The Delivery Man
2006 My Flame Burns Blue
2006 The River in Reverse, with Allen Toussaint
2008 momofuku
主な編集盤
1980 Ten Bloody Marys & Ten How's Your Fathers
1985 The Man - The Best Of Elvis Costello & The Attractions
1987 Out of Our Idiot
1989 Girls, Girls, Girls
1994 The Very Best Of Elvis Costello & The Attractions
1985 Extreme Honey - The Very Best of Warner Brothers Years
2001 The Very Best Of Elvis Costello
2003 Singles, Volume 1
2003 Singles, Volume 2
2003 Singles, Volume 3
シングル(イギリス盤のみ)
1977 Less Than Zero / Radio Sweetheart
1977 Alison / Welcome To The Working Week
1977 (The Angels Wanna Wear My) Red Shoes/Mystery Dance
1977 Watching The Detectives
1978 (I Don't Want To Go To) Chelsea
1978 Pump It Up
1978 Radio Radio
1979 Oliver's Army
1979 Accidents Will Happen
1980 I Can't Stand Up For Falling Down
1980 High Fidelity
1980 New Amsterdam
1980 Clubland
1981 From A Whisper To A Scream
1981 Good Year For The Roses
1981 Sweet Dreams
1982 I'm Your Toy(live)
1982 You Little Fool
1982 Man Out Of Time
1982 From Head To Toe
1982 Party Party
1983 Pills And Soap (The Imposter名義)
1983 Everyday I Write The Book
1983 Let Them All Talk
1984 Peace In Our Time(The Imposter名義)
1984 I Wanna Be Loved (radio version)
1984 The Only Flame In Town
1985 The People's Limousine(The Coward Brothers名義)
1986 Don't Let Me Be Misunderstood(The Costello Show名義)
1986 Tokyo Storm Warning - part 1+2
1986 I Want You
1987 Blue Chair (single version)
1987 A Town Called Big Nothing (Really Big Nothing) (single version)(The MacManus Gang名義)
1989 Veronica
1989 Baby Plays Around
1991 The Other Side Of Summer
1991 So Like Candy
1993 Jacksons, Monk And Rowe
1994 Sulky Girl (single version)
1994 13 Steps Lead Down
1994 You Tripped At Every Step
1994 London's Brilliant Parade
1996 It's Time (single version)
1996 Little Atoms
1996 The Other End (Of The Telescope)
1996 Distorted Angel
1996 All This Useless Beauty
1999 Toledo
1999 She
2002 Tear Off Your Own Head (It's A Doll Revolution)
2002 45
2004 Monkey To Man
2005 Brilliant Mistake
Neil Young Discography [Artist LMN]

Neil Young
ニール・ヤング(1945年11月12日 - )は、カナダ・トロント出身のシンガーソングライター、ギタリスト。Buffalo Springfield や Crosby, Stills, Nash & Young のメンバーとしても活躍。1969年にソロデビューし、1995年にはロックの殿堂入りを果たした。
いわゆる「ウッドストック」世代の1人として、アメリカ国内の保守化や右傾化に対して「異議申し立て」の姿勢を貫いている。1990年の湾岸戦争の際には、コンサート会場でボブ・ディランの「風に吹かれて」を歌い、また2001年の「9月11日事件」直後には、放送が自粛されていたジョン・レノンの「イマジン」をあえて歌った。イラク戦争後は、ブッシュ政権打倒の姿勢を鮮明にしていた。同世代のミュージシャンから後進の若いミュージシャンたちまで交友範囲が広い。
ニール・ヤングは1945年11月12日、カナダのオンタリオ州トロントで生まれた。父親は有名なスポーツ記者だったが、 ヤングが14歳のときに両親は離婚。母方に引きとられ、ウィニペグに移った彼は、ハイスクールに入るやNeil Young & Squires などのバンドで活躍をはじめる。やがてトロントに戻った彼は、フォーク・クラブで歌っていたが、その頃にスティーヴン・スティルス、リッチー・フーレイ、ジョニ・ミッチェルなどと知り合う。
1966年、ヤングは、リック・ジェームス率いるThe Mynah Birdsに加入し、モータウンで何曲かを吹き込むが、陽の目を見なかった。そしてジェームスが徴兵拒否で逮捕されたのがきっかけで、バンドは解散してしまう。このバンドで一緒になったブルース・パーマーと彼は、ロサンゼルスのスティーヴン・スティルスとリッチー・フューレイのもとを訪ね、Buffalo Springfieldを結成する。米ルーツ音楽をモダンな感覚でとらえた音楽性を持ち、3枚のオリジナル・アルバムをリリース、バンドとして後世に評価されるが、マネージメントの不備やスティルスとヤングの対立がもとで1968年に解散する。
68年5月、バッファローの解散後、彼はジョニ・ミッチェルのマネジャーだったエリオット・ロバーツと契約。69年1月、リプリーズからジャック・ニッチェがプロデュースした初のソロ・アルバム「Neil Young」をリリースする。
デビュー作をレコーディング中に知り合ったラルフ・モリーナ(ds)、ビリー・タルボット(b)、ダニー・ウィットン(g)から成るThe Rocketsに、彼はCrazy Horseの名を与え、彼らをバックに、わずか2週間でアルバム「Everybody Knows This Is Nowhere」をレコーディング。ここから"Cinnamon Girl"がヒットするが、ヤング独特のアグレッシヴなギターをフーチャーした"Down by the River"、"Cowgirl in the Sand"も代表作に数えられる。

Everybody Knows This Is Nowhere
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: WEA
- 発売日: 1994/11/16
- メディア: CD
1969年、ソロ活動に加え、クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング(CSN&Y)としての活動も並行して行われている。
1970年、3rdアルバム「After The Gold Rush」にはクレイジー・ホースをはじめ、スティーヴン・スティルス、ニルス・ロフグレンなどが参加。保守的な南部を非難した"Southern Man"(のちレーナード・スキナードが「スイート・ホーム・アラバマ」で反論)、"Tell Me Why"、"Birds"など佳曲が揃い、全米最高位8位を記録する。
CSN&Yとしての活動が停止された72年に発表を予定していたライヴをブートレグが出廻ったため取りやめ、ナッシュビルでレコーディングした4thアルバム「Harvest」(72)をリリース。シングル"Heart of Gold (孤独の旅路)"ともども全米No1を記録。CS&N、ジェームス・テイラー、リンダ・ロンシュタットなどが参加。全体のトーンは土臭く、シンガー・ソングライター・ブームの中でも傑出した作品として高く評価された。
72年末、バッファロー、CSN&Y時代の未発表テイクも収めたドキュメント映画「過去への旅路」のサントラ盤「Journey Through the Past (過去への旅路)」をリリース。
73年にはジャック・ニッチェ(key)、ベン・キース(steel)、ティム・ドラモンド(b)、ジョン・バルバータ(ds)から成るThe Stray Gatorsをバックにした全曲未発表曲からなるライヴ・アルバム「Time Fades Away (時は過ぎ去りて)」をリリース。

CSN&Yの再結成ツアーのあった74年には、The Bandのリヴォン・ヘルム、リック・ダンコなどの参加した「On The Beach (渚にて)」をリリース。"See The Sky About To Rain"はバーズの再編アルバムのために書き下ろした曲。
75年3月、サンフランシスコで行われたチャリティ・コンサート、SNACKコンサートに、ボブ・ディラン、ザ・バンドなどと共演した彼は、作品の中でも最も暗いトーンを持ったアルバム「Tonight's The Night (今宵その夜)」をリリース。この作品は、すでに73年に完成していたもので、1曲を除いてクレイジー・ホースがバックを担当しているが、ドラッグ中毒で他界した同バンドのダニー・ウィットンと、CSN&Yのローディ、ブルース・ベイリーに捧げられている。
同75年、ラテン・アメリカのアズテカ文明からタイトルをとったアルバム「ZUMA」をリリース。代表曲"Cortez the Killer"は、スペインで放送禁止になった。
そして、同75年7月のスティルスのステージへのジョイントがきっかけになってツアー後、スティルスと、彼のバンドを中心にしたメンバーと、マイアミでレコーディング。The Stills-Young Bandとしてアルバム「Long May You Run (太陽への旅路)」(76)をリリース。3か月にわたるアメリカ・ツアーを予定していたが、ヤングの喉の故障を原因に、わずか2週間で中止された。
76年11月、The Bandの「ラスト・ワルツ」に出演。77年には日本公演で好評だった曲"Like a Hurricane" を含むアルバム「American Stars N' Bars」をリリース。A面が新録音で、B面が過去の録音からとられたものといわれる。
そして、この「American Stars N' Bars」に先だってリリースされた、バッファロー、CSN&Y時代の作品、リンダ・ロンシュタットのために書いた「バラのいたずら」など5曲の未発表曲を」含むベスト3枚組「Decade (輝ける10年)」(77)をリリース。
久し振りのベスト10(全米最高位7位)を果たしたのが、アルバム「Comes A Time」(78)だった。クレイジー・ホースをはじめ、ストリングスを含め40人がクレジットされているが、多くの曲はフォーク・タッチのアコスティックのもの。注目されたのは、イアン&シルヴィアの「風は激しく」をカヴァーしたことで、彼のカナダ人としての自覚を感じさせたものだった。またニコレット・ラースンををフーチャーしているのも大きな特徴で、彼女はここにも収められている「溢れる愛」でデビュー、全米最高位8位という好成績を残した。
78年秋、クレイジー・ホースと「ラスト・ネヴァー・スリーブス・ツアー」と名付けたツアーを行い、多くの新曲を披露したが、それらを収めたアルバム「Rust Never Sleeps」(79)をリリース。当時アメリカのニュー・ウェイヴ・バンド、ディーヴォと交流を深めていたことも相まって、彼のパンク、ニュー・ウェイヴへの傾倒ぶりがセンセーショナルに取り上げられた。
79年11月にリリースされた前述のツアーの模様を収めた「Live Rust」は、ドキュメント映画「ラスト・ネヴァー・スリーブス」のサントラ盤として高い評価を受けた。
80年には再びアコースティックを中心としたメッセージ色の強いアルバム「Hawk & Doves (タカ派とハト派)」をリリース。レヴォン・ヘルムなどが参加している。
また、この頃、ディーン・ストックウェル、ラス・タンブリン、ディーヴォなどと共演の映画「Human Highway」を製作している。
81年、アルバム「Reactor」をリリースした彼は、82年ヨーロッパ・ツアーを行なう。
82年、ゲフィン・レーベルに移籍し、その一弾アルバム「Trans」をリリース。ノーマルな曲は3曲だけで、残りの曲はコンピューターやエレクトロニクスなどを導入し、ファンを困惑させた。
83年、またも意表をついて、ロカビリー的な色彩の強いアルバム「Everybody's Rockin」を、Neil & Shocking Pinks名義でリリース。プレスリーやジミー・リードなどのカヴァー曲が聴ける。
前述アルバムのレコーディングに先だって吹き込まれた数曲をもとに、カントリー界の大御所ウィリー・ネルソン、ウェイロン・ジェニングスなどを迎えてのナッシュビル録音「Old Ways」をリリースした85年には、3月のシドニー公演でのブルース・スプリングスティーン、ニルス・ロブグレンとの共演、ライヴ・エイドでのCSN&Yの復活、ファーム・エイドへの出演など目ざましい活動が見られた。
86年、ダニー・コーチマー、スティーヴ・ジョーダンと共に、よりベーシックなロックを聴かせる「Landing On Water」をリリース。身体障害児のためのブリッジ・コンサートをサンフランシスコで主催。スプリングスティーン、ロブグレン、CS&N、トム・ペティ、ドン・ヘンリーなどが参加した。
87年、久々にクレイジー・ホースとの共演盤「Life」をリリースするが、これを最後にゲフィンからリプリーズ・レーベルに復帰。
88年、6人のホーン・セクションを含む9人組のブルー・ノーツを従え、ブルース色の強い「This Note's For You」をリリース。マイケル・ジャクソンやホイットニー・ヒューストンのペプシのCMを皮肉ったタイトル曲のビデオはMTVで放送禁止になった。
2~5月に彼の家、ブロークン・アロウ・ランチでレコーディングされたCSN&Yの18年ぶりのアルバム「American Dream」がリリースされ、大きな話題を呼んだ。
89年4月、2度目の来日を果たし、その直後に天安門事件にインスパイアされたアルバム「Freedom」をリリース。
90年、「Ragged Glory (傷だらけの栄光)」
91年、「Weld (ウェルド:ライブ・イン・ザ・フリー・ワールド)」をリリース。前作「Ragged Glory (傷だらけの栄光)」発表に伴い、1991年1月から開始されたツアーの模様を収めた2枚組ライヴ盤。全面エレクトリック攻撃で攻めるニール・ヤング&クレイジー・ホースの演奏が凄い。ツアーの前座を務めたソニック・ユースやサウンド・ガーデン、ダイナソーJRらオルタナ勢に一歩も引かない迫力を聴かせてくれる。
92年、「Harvest Moon」をリリース。「Harvest」(72)の続編的アコースティック・アルバム。”グランジの父”として若手からリスペクトを受けるなど、唯一無二の存在感を示していたニール・ヤングが、突如発表したアコースティック作品ということで、大きな話題を呼んだ。
93年、「Unplugged (MTVアンプラグド)」
94年、「Sleeps With Angels」
95年、「Mirror Ball」をリリース。ニルヴァーナなき後のアメリカ・オルタナを代表するパール・ジャムとの競演が実現。プロデュースはパール・ジャムのプロデューサー、ブレンダン・オブライエン。エディ・ヴェイダーが書いたという"Peace and Love"は見逃せない一曲。
96年、「Broken Arrow」をリリース。ジム・ジャームッシュ監督映画『デッド・マン』のサントラを挟み、前作「Mirror Ball」から1年ぶりのアルバムで、クレイジー・ホースとの共演、一部ライヴ録音を含めて全曲がほぼ一発録りというもの。そのサウンドは90年代半ばから続いたラウドな作風「Sleeps With Angels」、パール・ジャムとの「Mirror Ball」以上のヘヴィさを誇る。
97年、「Year Of The Horse」
99年、CSN&Yとしての久しぶりの作品「Looking Forward」発表
00年、「Silver & Gold」
00年、「Road Rock, Vol. 1: Friends & Relatives」のリリース。そして実に12年ぶりの来日公演となったフジ・ロック・フェスティヴァルへの参加。

Road Rock, Vol. 1: Friends & Relatives
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: WEA
- 発売日: 2000/12/04
- メディア: CD
02年、「Are You Passionate?」をリリース。ブッカー・T&ザ・MG'sやクレイジー・ホースをゲストに迎え、「After The Gold Rush」や「Harvest」のような哀愁アコースティック路線でも「Weld」のような爆音フィードバック・ノイズ路線でもなく、カッチリとしたリズム隊をバックに、哀愁味のあるエレキを弾き、温かくも切なくヤングが歌う。
03年、「Greendale」をリリース。グリーンデイルという小さな町をテーマしたコンセプト・アルバム。
04年、「Greatest Hits」リリース。77年発表の「Decade」以来となるニール・ヤングのベスト・アルバム。彼の35年にも及ぶキャリア集大成的な1枚。中心となるのはやはり60~70年代の楽曲。映画『華氏911』のサントラにも収録され同映画のエンドロールでも流れる曲"Rockin' in the Free World"も収録されている。
05年、「Prairie Wind」をリリース。72年の「Harvest」、1992年の「Harvest Moon」に続く3部作の最終章。レコーディングはナッシュビルで行なわれ、エミルー・ハリス、スプーナー・オールドハム、リック・ローザス、そしてメンフィス・ホーンズのメンバーなど、ニールの信頼するアーティスト達とのコラボレーションで制作された。
06年、「Living With War」をリリース。僅か2週間ほどでレコーディングが完了されたというニール・ヤングの反戦、反ブッシュ・アルバム。痛烈な大統領批判のメッセージが込められた"Let's Impeach the President"ほか。レコーディングにはチャド・クロムウェル(ds)、リック・ロサース(b)、トミープレイ(tp)、そして100人にも及ぶ聖歌隊とともに行われた。
06年、「Live at the Fillmore East」をリリース。1970年フィルモア・イーストでクレイジー・ホースと共に行ったライヴが収録されている。ロング・ヴァージョンの"Down By The River"や16分にも及ぶ"Cowgirl In The Sand"など、ライヴならではの醍醐味を味わうことができる。
07年、「Chrome Dreams Ⅱ」をリリース。1977年に制作されたものの、その仕上がりに満足がいかず未発表に終わった幻のアルバム「Chrome Dreams」の名を引き継いだ「Chrome Dreams II」は、Crazy HorseのRalph MolやBen Keith、Rick Rosasら、お馴染みのメンバーを迎え、米カリフォルニアのバーバンクにてレコーディングが行われた。
プロデュースはNeil Young自身とNiko Bolasが担当。作品は新曲7曲と、1977年当時に書かれた3曲から構成されており、殆ど演奏されたことがない幻の傑作"Ordinary People"が収録されている。
07年、「Live at Massey Hall 1971」リリース。「Live At The Fillmore East」に続くNeil Young のアーカイヴ・リリースの第2弾。1971年1月19日、カナダ・トロントにあるMassey Hallでのソロ・アコースティック・ライヴの模様を収録した未発表音源。アルバム「After The Gold Rush」(70)と「Harvest」(72)のリリースの間に行われたライヴであり、「Harvest」に収録される"Old Man"、"The Needle and the Damage Done"、"Heart of Gold"といった楽曲を披露している。
08年、「Sugar Mountain: Live at Canterbury House 1968」リリース。「Live At The Fillmore East」、「Live At Massey Hall」に続くNeil Youngの「ライヴ・アーカイヴ・シリーズ」の第3弾。1968年11月9、10日、ミシガン州アナーバーのライヴ・ハウス、カンタベリ・ハウスで行われたライヴ音源。ソロ・デビュー・アルバムのリリース直前ということで、その「Neil Young」(69)からの楽曲を中心に、"Expecting To Fly"、"Mr Soul"といったBuffalo Springfield時代のナンバー等も披露。

Sugar Mountain: Live at Canterbury House 1968
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Reprise
- 発売日: 2008/12/02
- メディア: CD
Buffalo Springfield
1966 Buffalo Springfield
1967 Buffalo Springfield Again
1968 Last Time Around
1969 The Best of … Retrospective
1973 Buffalo Springfield (Collection)
2001 Buffalo Springfield (box set)
Crosby, Stills, Nash & Young
1970 Déjà Vu
1971 Four Way Street
1974 So Far
1988 American Dream
1999 Looking Forward
2008 Déjà Vu Live
The Stills-Young Band
1976 Long May You Run with Stephen Stills and the Stills-Young Band
Solo albums
1968 Neil Young
1969 Everybody Knows This Is Nowhere with Crazy Horse
1970 After the Gold Rush
1972 Harvest
1973 Time Fades Away
1974 On the Beach
1975 Tonight's the Night
1975 Zuma with Crazy Horse
1977 American Stars 'N Bars
1978 Comes a Time
1979 Rust Never Sleeps live with Crazy Horse
1980 Hawks & Doves
1981 Re-ac-tor with Crazy Horse
1982 Trans
1983 Everybody's Rockin' with the Shocking Pinks
1985 Old Ways
1986 Landing on Water
1987 Life with Crazy Horse
1988 This Note's for You with the Bluenotes
1989 Eldorado with the Restless
1989 Freedom
1990 Ragged Glory with Crazy Horse
1992 Harvest Moon
1994 Sleeps with Angels with Crazy Horse
1995 Mirror Ball with Pearl Jam
1996 Broken Arrow with Crazy Horse
2000 Silver & Gold
2002 Are You Passionate? with Booker T. & the M.G.'s
2003 Greendale with Crazy Horse
2005 Prairie Wind
2006 Living with War
2006 Living with War: In the Beginning
2007 Chrome Dreams II
Soundtracks
1972 Journey Through the Past
1980 Where the Buffalo Roam
1994 Philadelphia
1996 Dead Man
Live albums
1979 Live Rust with Crazy Horse
1991 Weld with Crazy Horse
1991 Arc with Crazy Horse
1993 Unplugged February 7, 1993
1997 Year of the Horse with Crazy Horse
2000 Road Rock Vol. 1 with friends
Compilations
1977 Decade 1966–1976
1993 Lucky Thirteen 1981–1988
2004 Greatest Hits 1969–1992







































































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